有名観光地Old Town San Diegoとは?サンディエゴの歴史について
サンディエゴは美術館やビーチ、灯台など観光スポットが多いエリアですよね!
今回はサンディエゴの有名な観光スポットであるオールドタウン・サンディエゴ(Old Town San Diego)が
どんな場所なのか、何を楽しむことができるのかをご紹介していきます!
ぜひサンディエゴ観光の参考にしてみてくださいね!

結構広い公園みたいなところだったよね!家族でちょっとした散策をするのにもピッタリの場所かもね!

今度サンディエゴを観光するからどんな場所か知っておきたいな!

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オールドタウン・サンディエゴ(Old Town San Diego)とは?
オールドタウン・サンディエゴ(Old Town San Diego)は、カリフォルニア州サンディエゴ発祥の地とも呼ばれる歴史地区です。
ダウンタウンの北西約5kmに位置し、スペイン統治時代からメキシコ統治時代、
そしてアメリカ合衆国への移行期にかけての街の歴史と文化が色濃く残っています。
まるで19世紀のカリフォルニアにタイムスリップしたかのような街並みの中で、
史跡巡りやショッピング、メキシコ料理などが楽しめる人気観光スポットです。
家族連れから歴史好きまで幅広い人々に愛されるオールドタウンの魅力が詰まっています。
オールドタウンの歴史的背景
先住民の時代
オールドタウンの歴史は、ヨーロッパ人の到来以前にまで遡ります。
サンディエゴ一帯には古くから先住民クメヤイ(Kumeyaay)族が居住しており、1万年以上前から独自の文化を育んできました。
彼らは海岸から山岳地帯まで広がる豊かな環境の中で農耕や狩猟採集を行い、部族社会を営んでいました。
この地にヨーロッパ人が足を踏み入れたのは16世紀半ばのことで、
1542年にスペイン人探検家フアン・ロドリゲス・カブリロが現在のサンディエゴ湾に入り「サンミゲル」と名付けたのが最初と言われています。
スペイン統治時代
本格的な入植が始まったのは1769年のことです。
スペインから派遣されたガスパル・デ・ポルトラ総督と宣教師フニペロ・セラにより、
サンディエゴの丘に軍事拠点となる砦プレシディオ(Presidio)とカリフォルニア初の伝道所である
ミッション・サンディエゴ・デ・アルカラ(San Diego de Alcalá)が建設され、ヨーロッパ人入植者たちの集落の礎が築かれました。
このプレシディオとミッションが、現在のカリフォルニア州における最初のヨーロッパ人居留地となり、オールドタウンの歴史の幕開けとなりました。
ミッション(伝道所)は5年後に現在の場所(ミッションバレー地区)へ移転しますが、
砦が築かれた丘の麓には徐々に民間人の集落が形成されていきます。

メキシコ統治時代
1821年にメキシコが独立を果たすと、サンディエゴの町も新生メキシコ領となりました。
その翌年、旧スペイン軍の兵士たちやその家族がプレシディオの麓にコミュニティを作り始め、日干しレンガ(アドベ)造りの家屋が建ち並ぶ小さな町が形作られました。
このエリアが現在「オールドタウン州立歴史公園」として保存されている地域です。
1834年、メキシコ政府はサンディエゴにプエブロ(自治町)の地位を与えましたが、
交易上の不利な立地もあって人口は減少し、1838年にはその地位を剥奪されています。
港から遠く物資の陸揚げに不便だったことが町の発展を妨げた一因でした。
それでもこの時代にカリフォルニアらしい開拓文化が花開き、現在まで残る歴史的建造物のいくつかはこのメキシコ時代に建てられました。
アメリカ領時代以降
1846年に米墨戦争が勃発し、終戦後の1848年にカリフォルニアはアメリカ合衆国に割譲されます。
1850年にはカリフォルニア州が正式に合衆国31番目の州となり、同年サンディエゴも市制が敷かれました。
当時サンディエゴといえば現在のオールドタウン一帯のことで、人口はわずか数百人でしたが郡庁が置かれるなど地域の中心地でした。
しかし1860年代後半になると、サンディエゴの発展に新たな動きが生じます。
実業家アルオンゾ・ホートンが港に近い沿岸部(現在のダウンタウン)に「ニュータウン」を開発しはじめ、
住民や商人たちが交易に便利な新市街へ次々と移転していったのです。
1869年にはニュータウン(現在のガスランプ・クォーター)が整備され、1871年には郡の役所もオールドタウンから新市街地へと移されました。
こうしてオールドタウンは街の中心地としての役割を失い、以後長く静かな時代を過ごすことになります。
歴史地区としての保存
新市街の発展に取り残された旧市街地は、その後大規模な再開発を逃れたことでかえって19世紀当時の趣きを色濃く残す結果となりました。
20世紀に入ると歴史的価値が見直され、1968年にこの地域は州立歴史公園に指定されます。
現在オールドタウンには、開拓時代の建物や街並みが修復・再現され、
「生きた野外博物館」のように当時の生活を体感できる観光エリアとして整備されています。
スペイン植民地時代からアメリカ西部開拓時代まで、サンディエゴおよびカリフォルニアの成り立ちを物語る貴重な歴史スポットとして、
多くの人々が訪れる人気エリアとなっています。
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オールドタウンの見どころとは?
オールドタウンには歴史好きにはたまらない史跡から、家族で楽しめる施設、魅力的なショップや本場のメキシコ料理レストランまで、見どころが盛りだくさんです。
ここでは主なスポットをカテゴリ別に紹介します。
歴史的建造物と博物館めぐり
オールドタウン観光のハイライトは、何と言っても19世紀当時の建物や再現された街並みを見学できるオールドタウン・サンディエゴ州立歴史公園です。
公園内の中庭(プラザ)を囲むように、当時の姿をとどめた建物や復元建造物が建ち並んでいます。
無料で公開されている史跡やミュージアムも多く、散策しながら開拓時代の人々の暮らしを垣間見ることができます。
たとえば以下のようなスポットがあります。
カサ・デ・エストゥディージョ(Casa de Estudillo)
1820年代に建てられたスペイン系地主エストゥディージョ一家の邸宅跡で、現存する最古級のオリジナルのアドビ(泥レンガ)建築の一つです。
厚い土壁の風格ある館内は博物館として一般公開されており、1820年代当時のサンディエゴ上流階級の暮らしぶりを再現した調度品が展示されています。
米軍による占領(1846年)時には女性や子供たちの避難所にもなった歴史を持ち、
かつて小説『ラモナ』の舞台「ラモナの結婚の家」と誤認されたこともあるなど数々の伝説に彩られています。
ホエリー・ハウス博物館(Whaley House Museum)
1857年建造のレンガ造りの邸宅で、当時サンディエゴで初の本格的洋館として建てられました。
裁判所や商店など様々な用途に使われた後、現在は博物館となっています。
「アメリカでもっとも幽霊が出る家」のひとつとして広く知られており、テレビ番組やツアーでもたびたび紹介される心霊スポットです。
幽霊の真偽はともかく、当時のレンガ建築とホエリー一家の歴史を知るだけでも訪れる価値のある場所です。

サンディエゴ・ユニオン新聞博物館(San Diego Union Museum)
木造平屋建ての小さな建物ですが、こちらはサンディエゴ最初期の新聞社「サンディエゴ・ユニオン」の編集室兼印刷所でした。
1851年にアメリカ東部で製作された組み立て式の建物を船でこの地まで運んできて設置したもので、1868年に同紙が創刊号を印刷した当時の様子がそのまま再現されています。
活版印刷機や記者のデスクが置かれ、開拓時代の報道の雰囲気を体感できるユニークな博物館です。
コロラド・ハウス(Colorado House)
かつて宿屋として機能していた建物ですが、現在はウェルズ・ファーゴ歴史博物館として公開されています。
19世紀の駅馬車(ステージコーチ)や金鉱ラッシュ時代の資料など、当時の交通と金融に関する展示が充実しており、子どもにも人気です。
隣接するシーリー馬車博物館(Seeley Stable)には馬車や幌馬車が多数保存され、開拓時代の旅の様子を学ぶことができます。
モルモン大隊歴史資料館(Mormon Battalion Historic Site)
公園の北側にある無料の資料館で、1847年にサンディエゴに到着した米陸軍モルモン大隊の史跡です。
大隊の隊員たちはアメリカ領有直後のサンディエゴの街づくりに貢献し、初のレンガ造りの裁判所建設などに携わりました。
館内では彼らの長征の歴史を最新技術を使った映像展示で紹介しており、日本語音声ガイドも利用できます。
家族連れでも楽しめるインタラクティブな展示が特徴で、隊員の制服を着て記念撮影できるコーナーや金塊探しの体験アトラクションもあります。
上記の他にも州立歴史公園内および周辺には見応えのある史跡が点在しています。
ロビンソン・ローズ邸(Robinson-Rose House)は1853年築の二階建て家屋で、かつて新聞社や鉄道事務所として使われ、現在はビジターセンター兼博物館となっています。
ジョンソン邸(Johnson House)やマッコイ邸(McCoy House)など1860年代の開拓民の家屋も復元され、マッコイ邸は初代保安官マッコイの館として当時の暮らしを再現した博物館になっています。
また、サンディエゴ初の公立学校校舎(First San Diego Schoolhouse)も1865年の開校当時の姿で復元されており、わずか一部屋で全学年を教えた開拓時代の教育の様子がうかがえます。
周辺の公園と歴史スポット
オールドタウンの中心部だけでなく、周辺にも歴史に関連した見どころがあります。
プレシディオ・パーク(Presidio Park)
オールドタウンのすぐ北の丘陵地に広がる公園で、1769年にスペイン軍の砦(プレシディオ)と最初のミッションが築かれた場所です。
現在、丘の上には白壁のセラ博物館(Serra Museum)が建っており、この地の先住民から現代までの歴史を写真や展示で紹介しています。
博物館そのものは1929年に歴史保存のため建てられたもので、スペイン植民地時代の教会を模した外観が美しく、オールドタウンとサンディエゴ湾を見下ろす景色も素晴らしいスポットです。
ヘリテージ・パーク(Heritage Park)
オールドタウンの東隣に位置する公園で、ビクトリア様式の歴史的建造物をまとめて保存しています。
サンディエゴ市内に残っていた19世紀後期の邸宅群を移築復元したもので、色とりどりの美しい洋館が立ち並ぶ様子はまるで映画のセットのようです。
中には現在もカフェや民宿などとして利用されている建物もあります。
また園内にはサンディエゴ最初のシナゴーグ(ユダヤ教会堂)も移築されており、異なる文化コミュニティの歴史も学ぶことができます。
不思議な博物館&その他のスポット
オールドタウンには他にもユニークな博物館があります。
例えばサンディエゴ保安官博物館(Sheriff’s Museum)は街の外れにあり、150年に及ぶ郡保安局の歴史を展示する施設です。
昔の留置場跡地の近くに建ち、歴代の武器や制服、パトカーなどが展示され子どもにも人気です。
また無原罪の御宿り教会(Church of the Immaculate Conception)は1868年から建設が始まったカトリック教会で、
完成は1919年と年月がかかりましたが、白壁と双塔が印象的な歴史的教会として現役で地域に根付いています。
こうした史跡巡りを通じて、開拓時代から近代に至るサンディエゴの歩みを実感することができるでしょう。

ショッピングやグルメなど
オールドタウンのショップ街では、民芸品やスイーツを売る店が軒を連ね、散策しながらショッピングを楽しめます。
オールドタウンは歴史だけでなく、買い物や食事も大きな魅力です。
街中には古き良き西部開拓時代やメキシコの雰囲気を感じさせる雑貨店や土産物屋が数多くあります。
色鮮やかな手工芸品、市民工芸の陶器、メキシコ伝統のブランケットや刺繍衣装、宝石類、アンティーク風の雑貨まで、見て歩くだけでも飽きません。
バザール・デル・ムンド(The Bazaar del Mundo)
中でもバザール・デル・ムンド(The Bazaar del Mundo)は「世界の市場」の名の通り、
多国籍なショップとレストランが集まる有名なショッピング施設で、受賞歴のある本格メキシコ料理レストランやカラフルな民芸品店が並んでいます。
異国情緒あふれる空間で音楽やパフォーマンスが催されることもあり、歩くだけでも異文化体験になるでしょう。
州立公園内の広場周辺にも魅力的なお店が揃っています。
フィエスタ・デ・レイエス(Fiesta de Reyes)と呼ばれる一角には、メキシコ風の中庭を囲んでレストランやショップが集まり、
週末にはマリアッチ音楽やフラメンコ舞踊(バレエ・フォークロリコ)のライブが楽しめることもあります。
手作りのホットソース専門店や、50種類以上のルートビアと珍味ジャーキーを販売する店、
オリーブオイル専門店やオモチャ屋さんなど個性豊かなショップもあり、家族みんなでショッピングを満喫できます。
広場に面したレストランのテラス席では、カーネーションで飾られたカラフルな調度に囲まれてタコスやエンチラーダなど出来立てのメキシコ料理を味わえます。
目の前で自家製トルティーヤを伸ばして焼く実演を見られる店もあり、本場さながらの雰囲気です。

El Mercadito
オールドタウンでぜひ試していただきたい甘味の名物が、エル・メルカディート(El Mercadito)のチュロスとアイスクリームです。
El Mercaditoはフィエスタ・デ・レイエス内にある小さなスイーツショップで、看板商品のホット・チュロス(揚げ菓子のチュロ)が大人気です。
店名の「Mercadito」はスペイン語で「小さな市場」という意味で、その名の通り屋台風の可愛らしい店舗です。
こちらではチュロスを注文を受けてから揚げており、シナモンシュガーがまぶされたアツアツ揚げたてを提供してくれます。
外はカリッと中はモチモチの食感で、出来たてならではの香ばしさは格別です。
バニラやチョコレートなど自家製アイスクリームも販売しており、チュロスに添えてチュロス・アラモード風に楽しむこともできます。
甘いもの好きにはたまらないこの店は散策の合間の休憩にぴったりで、
涼しいパティオ席で一息つきながら絶品スイーツを味わえば旅の良い思い出になるでしょう。
そのほか、老舗のカフェ・コヨーテ(Cafe Coyote)やオールドタウン・メキシカンカフェなどの有名レストランでは、本場さながらのメキシコ料理が堪能できます。
どの店も陽気な音楽と陽気なスタッフに迎えられ、サンディエゴ名物のフィッシュタコから伝統的なカルネアサダ(牛肉グリル)まで、多彩な料理がボリュームたっぷりに提供されます。
中には手作りキャンディの店やヴィンテージ雑貨の市場もあり、グルメ以外の楽しみも尽きません。
オールドタウン全体がテーマパークのように賑やかでありながら、商業化されすぎず歴史の雰囲気を大切にしている点も魅力です。
ぜひ時間に余裕を持って訪れ、食べ歩きや買い物を通してオールドタウンの活気を肌で感じてみてください。
アクセス情報
オールドタウン・サンディエゴへのアクセスは車が便利です!
ダウンタウンから近く観光行程に組み込みやすいため、サンディエゴ訪問時には是非立ち寄ってみましょう。
車でのアクセス – ダウンタウンから車で約10分と至近です。
高速道路I-5を北上し、「Old Town Ave」出口で降りれば看板に従ってすぐ到着します。
ロサンゼルス方面からはI-5南号線を約2時間半、または内陸のI-15経由でも約2〜3時間で到達できます。
週末は観光客で混雑しますが、駐車場の数が多いので車でも比較的安心して訪問できます。
公園近くのビジターセンターには最新のイベント情報やマップも用意されているので、散策前に立ち寄って情報収集すると良いでしょう!
最後に
スペインとメキシコの遺産が息づくこの街では、家族連れでも楽しめる体験がたくさんあります。
子どもたちは馬車博物館やキャンディショップに大興奮し、大人も往時の建築や史実に触れて知的好奇心を満たすことができると思います。
歴史好きにとっては、カリフォルニア開拓史の原点を実地に感じられる貴重な場所でもあります。
ぜひ開拓時代のロマンあふれるオールドタウン・サンディエゴで、豊かな歴史散策と文化体験を満喫してみましょう!
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