はじめに
San Franciscoを観光する際には、あらかじめ移動手段を決めておくことが、旅の快適さを左右する重要なポイントになります。
今回は未来の交通手段として注目を集めているWaymo(無人自動運転タクシー)に乗って、Nob Hillからアルカトラズ島へのフェリーが出発するPier 33までの道のりをご紹介します。
今回の乗車は以下の動画で疑似体験することができますので、併せてご確認ください。

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Waymo自動運転技術について
Waymoの車体上部には「LiDAR」(Light Detection and Ranging)と呼ばれる高性能センサーが搭載されています。
このセンサーは周囲の環境を高精度に3Dマッピングし、障害物や道路状況をリアルタイムで認識することで、スムーズな運転を実現しています。
実際に乗車してみると、その運転技術の高さに驚かされます。
工事現場の赤いコーンや看板を認識して慎重に走行したり、路上駐車の車を避けるために自然に車線をはみ出したりと、まるで経験豊富な人間のドライバーのような動きを見せてくれました。
📱 Waymoの利用方法: Waymoアプリをダウンロードして登録するだけ。以前は順番待ちがありましたが、現在は登録後すぐに利用できます。
乗車ルートとSan Franciscoの名所
今回の乗車では、観光スポットが多いNob Hill付近からスタートし、Pier 33(アルカトラズ島へのフェリー発着所)まで移動しました。
動画内では赤信号で停止する間に、San Franciscoの観光名所についても紹介しました。
以下にいくつかご紹介します。
アルカトラズ島(目的地)
かつて連邦刑務所として使用されていたアルカトラズ島は、San Francisco湾の中に浮かぶ小さな島です。
周囲の海の潮流が激しく、厳重な警備体制が敷かれていたため、脱獄が困難とされていました。
しかし、実際に脱獄事件も起きており、独房内の通気口をスプーンなどで広げるという手口が使われたそうです。
現在は国立公園として一般公開されており、フェリーで訪れることができます。
ロンバードストリート
「世界一曲がりくねった道」として知られるロンバードストリートには、8つの急カーブが続く名物の坂道があります。
この急カーブは元々、27%(約15度)という急勾配の坂道を安全に下るために設計されたものです。
観光客に人気のスポットですが、実際に車で通行する場合は安全に十分注意が必要です。
16番街のモザイク階段
観光客にもあまり知られていない隠れた名所として、16番街のモザイク階段があります。
「海から星まで」をテーマにしたカラフルなモザイクアートで装飾された階段で、2005年に地域美化プロジェクトとして完成しました。
階段の上からは、San Franciscoの街並みと遠くの海まで見渡せる絶景が広がります。
混雑が少なく、ゆったりと散策したい方におすすめのスポットです。
トランスアメリカ・ピラミッド
San Franciscoのスカイラインを特徴づけるピラミッド型の高層ビルです。
1972年に完成し、主にオフィスビルとして使用されています。
地震に強い設計で知られ、1989年のロマ・プリータ地震でもその耐久性が証明されました。
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特に「FSDレンタカー」では、最新の自動運転を体験することができます。
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Waymoの最新動向
利用拡大とUberとの提携
Waymoは現在、San Franciscoやロサンゼルスなどのエリアでサービスを提供しており、今後もサービスエリアを拡大していく予定です。
以前はアプリ登録後に順番待ちが必要でしたが、現在は登録後すぐに利用できるようになりました。
また、UberとWaymoの提携も拡大しており、フェニックス、オースティン、アトランタではUberアプリを通じてWaymoを呼ぶことができます。
この提携により、Uberは車両管理サービスを提供し、Waymoは自動運転システムの運用や乗客サポートを担当するという役割分担が明確になっています。
資金調達と成長
2024年10月、Waymoは約8,400億円(56億ドル)という大規模な資金調達を完了したと発表しました。
また、利用者数は前年比で10倍に増加し、週あたり10万件以上の利用があるとのことです。
San Franciscoの街中でWaymoを見かける機会も増えており、自動運転タクシーが市民の日常の一部になりつつあることを実感します。
🚕 Waymo利用の急増: 利用者数は前年比で10倍に増加し、週あたり10万件以上の利用があります。街中で見かける機会も増えています。
技術革新:EMMA
Waymoは「世界で最も信頼されるドライバー」を目指して技術開発を続けています。
2024年10月末には、最新の研究モデル「EMMA」(End-to-End Multimodal Model for Autonomous Driving)について発表がありました。
これはGoogle DeepMindが開発した「Gemini」の技術を活用した自動運転特化型AIモデルです。
EMMAの特徴は、複数のタスクを同時に学習でき、運転ルートの計画や3D物体検出、周囲状況の理解などの分野で優れた性能を発揮することです。
さらに、事前にトレーニングされていない物体(例:犬)に対しても適切な行動ができるという柔軟性も備えています。
今後EMMAがWaymoに実装されれば、より多様な道路状況に対応できるようになるでしょう。
実際の乗車体験
Waymoでの移動は非常にスムーズで安心感があります。
工事現場での慎重な運転、路上駐車車両の回避、赤信号での停止と発進など、人間のドライバーと遜色ない運転技術を体験できました。
特に印象的だったのは、前方に路上駐車をしようとしている車があった際に、Waymoが自然に速度を落として車が駐車を終えるのを待つ場面です。
また、対向車が通り過ぎた後の動きが人間のドライバーのようで、AIとは思えない自然さを感じました。
目的地のPier 33に到着した際も、タクシーやバスが多く停車している複雑な環境の中で安全な停車スペースを見つけて停止する様子からは、高度な判断能力を垣間見ることができました。
まとめ
Waymo自動運転タクシーでのSan Francisco観光は、未来の移動体験を先取りできる貴重な機会です。
安全で快適な移動手段であるだけでなく、窓から見えるSan Franciscoの名所を楽しむ余裕も生まれます。
今後も技術の進化とともにサービスエリアが拡大していくWaymo。
次回San Franciscoを訪れる際には、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。
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