2024年テスラ株主総会の注目ポイント: 無人タクシー、人型ロボットオプティマス、EVトラックの”セミ”

テスラ株主総会の3つのポイント

こんにちは、エコドライブの鈴木です。

今日は先日行われたテスラの株主総会(Tesla 2024 Annual Shareholder Meeting)についてお話ししたいと思います。

この会議はYouTubeで視聴可能ですが、特に注目されているのはイーロン・マスクの8兆円にも上る報酬に関する報道かもしれません。

しかし、私が今日注目したいのは、その経済的な話題ではなく、マスク氏が会で展開したビジョンの部分です。

これについてはあまり話題になっていないようなので、3つのポイントに絞って解説していきます。

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8兆円の報酬って、想像ができない金額だね。。

結構長い動画だったけど、それ以外ではどんな話をしていたんだろう?

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実は株主総会では今後のテスラのビジョンも含めて、とても興味深い話をしていたんだよ!

動画版はこちらから!



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ロボタクシー、ついに始動か?

テスラの株主総会で注目すべき一つ目のポイントは、ロボタクシーの開始がついに具体化してきたという話です。

イーロン・マスク(Elon Musk)自身も以前から言及していましたが、今回の総会でより具体的な情報が明らかにされました。

このロボタクシー事業では、テスラのオーナーが自分の車をマニュアルからフリートモードに切り替えることにより、自動運転タクシーとして車を運用できるようになるそうです。

たとえば、オーナーが旅行で1週間家を空ける間、テスラのアプリでフリートモードに設定すると、その間自分の車が自動でタクシーとして稼働し、収入を得ることができます。

これは日中仕事で車を使わない時間や、夜間にも同様に活用できるため、非常に革新的な取り組みと言えるでしょう。

ロボタクシーを使えば、寝ている時に車が勝手に稼いでくれる!?

テスラの無人タクシー機能を活用すれば、自動車が持つ潜在能力が最大限に引き出され、所有者にとっても大きな利益となります。

具体的には、車を持つことの負担であるローンの支払いが、ロボタクシーとして稼げる収入で賄える可能性があるわけです。

実質的に車がタダで乗れるかもしれません。

これがただのコンセプトではなく、現実のものとして提供されようとしているのが驚きです。

8月8日の新発表も非常に楽しみですね。

このようなイノベーションが、自動車業界にどのような変革をもたらすか、目が離せません!



人型ロボット: オプティマス(Tesla Optimus)

人型ロボット: オプティマス

テスラのオプティマスヒューマンロボットについての情報は、未来の生活に革命を起こす可能性を秘めています。

イーロンマスクが示唆しているように、このロボットは日常生活の多様なタスクを支援することが可能です。

犬の散歩、子供との遊び、家事の手伝いから、ピアノ演奏までこなすことができ、さらには個々の相談相手としても機能します。

ロボットは1人の人間に対して1~2台想定

特に注目すべきは、マスクが提案しているこのロボットの普及規模です。

想定では1人当たりに2台、最低でも1台は復旧させたいとのことでした。

人類の数の二倍にあたるロボットが存在する未来を想像すると、それだけでどれほど社会が変わるかが想像できます。

この技術がもたらす便利さと同時に、それが私たちの社会や働き方にどのような影響を与えるか、興味深いところです。

驚きの低コストと販売価格

イーロンマスクによれば、オプティマスはコストを約1万ドルで抑え、販売価格は2万ドルとされています。

この金額を聞いた時、正直に言うと驚きました。

車よりも安く買えるということで、非常に魅力的と感じたのと、自分の家や会社にも複数台導入したいと思っています。

このロボットにより、日常生活やビジネスが大きく変わる可能性があると期待しています。

まずはテスラの社内で運用開始か

彼によると、テスラは社内でヒューマンロボットを実際に運用してみる計画を進めているそうです。

イーロンマスクの見込みでは、世界的に見ても、年間1億台のヒューマンロボットが生産される可能性がある中で、テスラがその約10%を占めるかもしれないとのこと。

これが実現すれば、テスラの企業価値を25兆ドルにまで押し上げる可能性があるそうです。

円に換算すると、約4,000兆円にもなるそうで、これは現在のS&P500の全体の価値の半分以上に相当するというから驚きです。

これが実現すれば、テスラだけでなく、私たちの生活にも大きな変革がもたらされることでしょう。



大型トレーラトラックのヘッド: セミ(Tesla Semi)

大型トレーラトラックのヘッド、セミ

イーロンマスク氏が話していた3つ目のトピックは、テスラの大型トラック「セミ」(Tesla Semi)の量産態勢についてでした。

※日本語で言うと”セミ”ですが、英語でいうと”セマイ”になります。

このセミは、すでにペプシ、ウォルマート、UPSなどの大手企業からの注文を受けているそうです。

これにより、テスラは物流業界のゲームチェンジャーになると僕は感じています。

なぜなら、現在のディーゼルトラック走行速度が非常に遅く、またアメリカでの運用コストが高いからです。

ディーゼルは重い荷物を動かすのには適していますが、スピードとコストの面では電動トラックには勝てません。

このテスラセミの展開が、今後の物流業界にどれほどの影響をもたらすのか、非常に興味深いところです。

自動運転によりドライバー不足も解決か

イーロンマスクのビジョンによれば、電気を使った大型トラック「セミ」は一回の充電で約800キロ(500マイル)走行可能ということです。

さらに、自動運転技術の搭載によって、ドライバー不足問題も解消し、最終的には無人での運行が可能になるかもしれません。

これが実現すれば、ドライバーの人件費が不要になり、燃料費も電気のみになるため、運用コストが大幅に削減されます。

企業にとってはコスト削減と効率化の大きなチャンスで、テスラのセミが物流業界でどれほど影響を与えるか、今から見守るのが非常に楽しみです。



テスラのビジョンは自動車メーカーではない

最近のテスラの株主総会を見て、テスラがただの自動車メーカーではないことを改めて感じました。

確かに新型モデルの話も出ましたが、主にAI、自動運転ソフトウェア、ハードウェアの話が目立っていました。

テスラの自動車は、彼らが作り上げている巨大なエコシステムの一部に過ぎないと実感しました。

この会社は、技術とエネルギーを融合させる未来を創造していて、それがまた魅力的ですね。

壮大で統合されているテスラのビジョン

テスラのソーラーパネルで発電し、そのエネルギーをパワーウォールに蓄えて、テスラ車や人型ロボットを充電。

この自立したエネルギーシステムを利用して、自動運転やロボタクシー、保険などの消費者サービスに連携させ、AIでさらにデータをトレーニングしていく。

これらすべてが連動して機能することで、エネルギーから運輸、日常生活までをカバーする統合されたエコシステムを作り出そうとしています。

本当に未来的で、何かSF映画のような世界が現実になりつつあると感じますね。

Teslaはソフトウェア開発に力を入れている

テスラはソフトウェア開発に力を入れている

テスラの株主総会で感じたのは、ソフトウェア開発の速度が同社の真の強みであるという点です。

これが全てのイノベーションの核心にあるというメッセージが明確でした。

個人的には、特にロボタクシーの展開が非常に楽しみです。

私の会社エコドライブでもテスラ車を数台保有しており、私自身も日常的に利用しています。

ロボタクシーを通じて新たな収益源を得られる可能性があるため、これが実現すれば大きな変革となるでしょう。

ロボットと一緒に生活する日も近いかも?

テスラの提案しているヒューマンロボットも価格が2万ドルということで、かなり興味がわいています。

家の中でロボットと共存する生活を想像するだけでわくわくしますね。

掃除や家事を助けてくれる上に、何でも答えてくれるAIが相談相手にもなるなんて、日々の生活がずいぶん楽になりそうです。

この新技術が実用化されたら、どんな変化が訪れるのか、本当に楽しみですね。

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