ヨセミテ観光:Yosemite Fallsの魅力とは?
散策のポイントなど
ヨセミテにはグレイシャーポイント(Glacier Point)やブライダルベールフォール(Bridalveil Fall)、
ミストトレイルをはじめとする人気な観光スポットがたくさんあります!
今回はヨセミテバレーからもアクセスしやすい、ヨセミテフォール(Yosemite Falls)についてご紹介します!
ぜひヨセミテ観光を検討する際の参考にしてみてくださいね!

ヨセミテってたくさんの観光スポットがあるよね!ヨセミテ滝ってどんな場所なのかな?

ヨセミテの滝は季節によって見え方が変わって面白いよね!

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1.ヨセミテフォール(Yosemite Falls)とは?
ヨセミテフォール(Yosemite Falls)は、カリフォルニア州のヨセミテ国立公園(Yosemite National Park)にある滝です。
滝は3つの部位から構成されており、最上部のアッパー・ヨセミテフォール(Upper Yosemite Fall)の落差は約436メートル(1,430フィート)、
中段のミドル・カスケード(Middle Cascades)は約206メートル(675フィート)です。
そして下段のロウアー・ヨセミテフォール(Lower Yosemite Fall)が約98メートル(320フィート)の落差があります。
総落差は約739メートル(2,425フィート)にも達するとても大きな滝です。
ヨセミテフォールを落ちた水はYosemite Creekとして谷底を流れ、やがてMerced River(マーセド川)に合流します。
ヨセミテフォールは概ね11月頃から流れ始め、5月に最大水量となり、初夏の7月頃まで勢いが続きますが、
盛夏の8月頃には水量が減少し、秋には涸れてしまうこともあります。
一方、冬には上部の滝壺付近に氷の円錐(ice cone)と呼ばれる氷の塊が現れることもあり、季節ごとに異なる表情を楽しめます。
歴史的背景や名称の由来とは?
ヨセミテフォール周辺には古くから先住民アワニチー族(Ahwahnechee)が暮らしており、
彼らはこの滝を「チョルック(Cholock)」と呼んでいました。
チョルックとは先住民の言葉で「滝」を意味し、その名の通りヨセミテ渓谷でもひときわ目立つ大きな滝だったことがうかがえます。
先住民たちの間にはこの滝にまつわる伝説もあり、滝壺には魔女の霊(ポロティ Poloti)が住むと信じられていました。
伝説によれば、ある女性が滝壺の水を汲もうとしたところバケツ一杯の蛇をすくい上げてしまい、
怒った霊たちによって彼女と赤ん坊、その家までもが強風で滝壺に投げ込まれてしまったと伝えられています。
また、現在知られる「Yosemite(ヨセミテ)」という名称の由来は、
この地を発見したマリポサ大隊(Mariposa Battalion)の隊員ラファイエット・バーネル(Lafayette Bunnell)によるものとのこと。
彼は1851年のヨセミテ渓谷発見時、谷に住んでいた先住民にちなみ、この地と滝に「ヨセミテ」の名を提案しました。
皮肉にも当時バーネルらは先住民を立ち退かせる目的でこの地に踏み入っていたのですが、
結果的に「ヨセミテ」という呼称が定着し、滝も「ヨセミテフォール」と呼ばれるようになりました。
ヨセミテ渓谷はその後、1864年にリンカーン大統領が署名したヨセミテ・グラントによって連邦保護地とされ、
さらに1890年に国立公園に指定されています。
ヨセミテの滝はどうやってできたの?
ヨセミテフォールを擁するヨセミテ渓谷(Yosemite Valley)は、氷河作用によって形成されたU字谷です。
更新世(約260万~1.2万年前)に繰り返し進出した氷河が谷を深く削った結果、ヨセミテ渓谷は切り立った崖に囲まれるU字谷となりました。
そのため、ヨセミテ渓谷では多くの支流が谷底に落下する形で滝を形成しています。
もし氷河が谷を削っていなければ、こうした支流も斜面を段々に流れ落ちる小規模な瀑布に留まり、
ヨセミテフォールのような大断崖からの滝にはならなかったと考えられています。
ヨセミテ渓谷に無数の滝が存在するのは、この氷河地形のおかげです。
ヨセミテフォールの水源は谷の北側に広がる高地に降った雨や雪解け水で、特に春から初夏にかけての雪解け期に水量が増大します。
花崗岩質の地形は地下水を蓄えにくく、大雨や積雪の融解による水は一気に流れ落ちるため、水量の季節変動が極端なのも特徴です。
実際、春の雪解け期は流れが非常に増水し、晩夏~秋には大幅に減水して涸れる年もあります。
近年では夏季に完全に涸れてしまう年もあるほどで、滝が姿を消すのは珍しくありません。
反対に雪解け水が豊富な春~初夏には、水しぶきで生じる虹や、夜間の月明かりで現れる月虹(Moonbow)も見どころです。
この月虹は春の満月期など条件が整った場合に見られ、肉眼では薄い白弧に見える程度でも、写真では虹色に写ることがあります。
冬季には滝周辺が凍りつき、前述の氷の円錐が形成されることもあります。
こうした地質・気候条件により、ヨセミテフォールは季節ごとに全く異なる姿を楽しませてくれるのです。

ベストシーズンはあるの?
ヨセミテフォールのベストシーズンは雪解けが進む春から初夏にかけてです。
特に5月は水量・迫力ともにピークに達し、公園内の至る所から轟音が響く滝を見ることができます。
滝の麓では水しぶきが風に乗って降り注ぎ、天然のシャワーのような体験ができるでしょう。
一方、夏の終わりから秋に訪れる場合は滝の水量減少に注意が必要です。
年間降水量にも左右されますが、8月~10月は滝がほぼ枯れてしまう年もあります。
滝が枯れてしまっていても、滝の周りの大きな花崗岩を眺めているだけでもとても感動します。
また、周辺のトレイルの木々に囲まれて散策するのもとても楽しいです。
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手軽に滝の近くに行く方法は?
ヨセミテフォールを見るのに手軽なのは、渓谷内のロウアー・ヨセミテフォール・トレイル(Lower Yosemite Fall Trail)を歩く方法です。
渓谷にある「シャトルバス6番停留所」付近がトレイルの入口で、
ここから滝壺近くの展望橋まで1マイル(約1.6km)の平坦なループ道が整備されています。
このループコースは所要30分ほどで、途中まで車椅子でもアクセス可能な舗装路となっており、
子供からお年寄りまで安心してヨセミテフォールを間近に体感できます。
滝壺に架かる木製の橋からは、豪快に落ちる下段の滝と、空高くそびえる上段の滝の両方を仰ぎ見る絶景が楽しめます。
滝の全貌を見るには難易度高めのヨセミテフォール・トレイル!
滝の全景を堪能したい方は、ヨセミテフォール・トレイル(Yosemite Falls Trail)がおすすめです。
このトレイルは滝の頂上付近まで登る健脚向けのコースで、往復約11.6km、標高差約823mを一気に登ります。
往復に6~8時間程度を要するコースですが、道中や頂上からの眺望は格別です。
トレイルヘッド(登山口)はヨセミテ渓谷内のキャンプ場「キャンプ4(Camp 4)」近く(シャトルバス停留所7番付近)にあり、
出だしから短いジグザグ道(スイッチバック)の連続で高度を上げていきます。
この登山道は1873~1877年に整備された公園最古の歴史あるトレイルで、当時の登山者も今と同じ絶景を楽しんだことでしょう。
1.6kmほど登った地点にあるコロンビアロック(Columbia Rock)までは
標高差約300m(1,000フィート)で、ここからヨセミテ渓谷を見下ろすことができます。
ハーフドーム(Half Dome)やセンチネルロックなど谷の名所が一望でき、登山客に人気のポイントです。
さらにコロンビアロックから0.8km進むとアッパー・ヨセミテフォールの全容を正面に捉えられるビューポイントに到達します。
後半の登りは傾斜が一段と急になり、岩がちな道を慎重に登っていきま、登り切った先には滝上部を流れるヨセミテ川が現れます。
その川幅の意外な狭さに「これほど小さな川が、あの大きな滝を生み出しているのか」と驚く声も多いです。
滝の真上から谷底まで見下ろせる滝上展望台では、
足元に広がる高さ739mの断崖と、その遥か下で霧のように舞い上がる水煙という圧巻の光景に出会えます。
なお、頂上に着いた後、体力と時間に余裕があれば、東側に延びる分岐を追加往復してヨセミテポイント(Yosemite Point)まで足を延ばすことも可能です。
*ヨセミテポイント(Yosemite Point)は往復約2.6kmの追加で、ハーフドームを間近に望む絶景ポイント)です。
また西側へ延びる分岐をさらに登ればイーグル・ピーク(Eagle Peak)にも到達できます(往復約9.3kmの追加で、Three Brothersの最高峰)。
これらの延長ルートでは、滝だけでなく周囲の山岳景観まで堪能でき、健脚なリピーターには人気のコースとなっています。
ヨセミテの公園内の他の有名な観光スポットは?
ヨセミテフォールはヨセミテ渓谷のほぼ中央北側の断崖に位置しており、渓谷内の様々な場所からその姿を望むことができます。
ヨセミテフォール以外にも周辺には多くの観光スポットがあるため、併せて観光するのがおすすめです!
グレーシャーポイント(Glacier Point):
渓谷の南側高所にあるハーフドームが綺麗に見える展望スポットで、車でアクセス可能です(冬季閉鎖あり)。
標高約2,199mの地点からヨセミテ渓谷を見下ろす絶景が広がり、ハーフドーム、ネバダ滝、ヨセミテフォールなど公園の名所を一望できます。
ヨセミテ観光の際は絶対に行っておきたい場所の一つです!
マリポサグローブ(Mariposa Grove):
園内最大のセコイアの森で、成熟したジャイアントセコイアが約500本そびえ立っています。代表木のグリズリー・ジャイアントは樹高約64m、胸高直径約7.8mです。
フェイスフル・カップル(Faithful Couple)やクロースピン・ツリー(Clothespin Tree)など、ユニークな形のセコイアを見ることもできます。
ウェルカムプラザに駐車した後、シャトルバスでジャイアントセコイアが生えるグローブまで行き、散策をする流れです。
驚くほど大きなジャイアントセコイアをぜひ間近でお楽しみくださいね!
注意点はあるの?
ヨセミテフォール観光やハイキングにあたっては、いくつか注意すべきポイントがあります。
気候や服装について
まず気候と服装について、ヨセミテは標高が高いため季節や時間帯で寒暖差が大きいことに留意しましょう。
夏場でも朝晩は冷え込むことがあり、特に滝周辺は水しぶきで体温を奪われやすいので上着を用意してください。
逆に日中は強い日差しで気温が上がり、ハイキング中は酷暑となる場合もあります。
夏に滝上まで登る場合は早朝出発を心がけ、日中の炎天下を避ける計画がお勧めです。
帽子・日焼け止め・十分な水分と塩分を携行し、こまめに休憩を取って無理のない行程で歩きましょう。
春先や冬季は足元の凍結にも注意が必要です。
ロウアー滝までの道は冬でも日当たりが良く比較的歩きやすいですが、上部へのトレイル後半は日陰が多いため冬季は氷結しやすく滑落の危険があります。
安全面について
安全面では、高所や水辺ならではの注意点があります。
滝の上部では転落防止の策などは最低限しかなく、崖際に近づき過ぎないよう細心の注意を払いましょう。
また、絶対に滝上の川へ立ち入ってはいけません。
滝上部のヨセミテ川は一見穏やかに見えても流れは速く、水遊びや渡渉を試みれば命取りになりかねません。
ハイキング中は公式トレイルから外れないようしましょう!
野生動物について
ヨセミテ国立公園にはブラックベアをはじめとする多くの野生動物が生息しています。
公園内ではリスや鳥に至るまで野生動物にエサを与えること、近づきすぎることは法律で禁止されています。
人間の食べ物は動物の健康を害し、人に慣れた動物は攻撃的になることがあるため絶対にやめましょう。
最後に
ヨセミテはとても有名な観光スポットが多いため、どこから観光したら良いのか迷ってしまうこともあると思います。
ヨセミテフォールはヨセミテバレーから近いので、ご家族でも散策しやすいところが魅力的です。
また、登山を楽しみたい方向けのトレイルもあり、多くの人が楽しめる場所でもあります!
ぜひヨセミテ観光の際はヨセミテフォール散策を楽しんでみてくださいね!
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