サンディエゴの地元の方に人気スポット!Sunset Cliffsとは?
サンディエゴには魅力的な観光スポットがたくさん存在します!
今回は地元の方にも人気の絶景スポット”Sunset Cliffs Natural Park”をご紹介します!
ダウンタウンから車でわずか20分ほどと、とても近い位置にありますので、ぜひ観光をする際に検討してみてくださいね!

サンセットクリフスか!全然聞いたことがなかったけど、どんな場所なんだろう?

とても綺麗な自然が楽しめるところだよね!行ってみたいなと思っていた!

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1.サンセットクリフスはどんな場所?
サンセットクリフス自然公園(Sunset Cliffs Natural Park)はサンディエゴ・ダウンタウンから車で約20分の
ポイントロマ半島西端に広がる68エーカー(約28ヘクタール)の海岸保護区です。
公園は海に面した線形セクション(18エーカー)と内陸側の丘陵セクション(50エーカー)から成り、
全長およそ1.5マイル(約2.4キロ)にわたって黄金色の砂岩の断崖が続きます。
特に夕刻には水平線に沈む太陽と断崖のシルエットが織りなすゴールデンアワーが圧巻で、
サンディエゴ随一の絶景スポットの一つとして知られています。
サンセットクリフスでは冬季(12〜4月)にグレイホエールの回遊が沖合で観察でき、
サーフィンやタイドプール観察など季節ごとに異なるアクティビティも楽しむことができます。
68エーカーの自然公園を一望できる絶景ドライブ!
Sunset Cliffs Boulevardという道路は、海岸線のカーブに沿って敷設されており、走るだけで断崖と外洋を一望できます。
中でもLadera Street付近の展望エリアは南北に連なる砂岩層と白波を広く見渡せるベストスポットです。
駐車スペースもありますが、休日などは満車になりやすいため平日に訪問した方がゆったりと散策できます。
車窓に潮風を入れると、わずか20分前の都会の喧騒が嘘のように感じられるほど、自然を体験できて満足度が高いです。
2.地質学の視点でご紹介!現在も変化し続ける7,500万年前にできた崖とは?
サンセットクリフスの断崖は、7,500万年前(白亜紀後期)に海底で堆積したPoint Loma Formationと、約12万年前(更新世)のBay Point Formationの2層から構成されています。
ローズキャニオン断層の横ずれ運動と局所的圧縮によって地層全体が北東へ5〜15度傾いたまま隆起し、現在の段丘地形が生まれました。
第四紀の海面変動が造った海食台を波が削り続け、年間約5cmのペースで崖が後退しているため景観は今も変化し続けています。
2-1.Point Loma Formation(白亜紀後期)
PointLomaFormationは東方の古代山地から流入した砂・泥・砂利が遠浅の海底扇状地に堆積してできた
厚さ数百メートルのシェール混じる砂岩層です。
粒子が細かく硬質で暗い色調を帯び、崖の下部を支える土台になっています。
2-2.Bay Point Formation(更新世)
Bay Point Formationは12万年前の高海面期に浅海〜浜辺で堆積した軟質砂岩で、酸化鉄を含むため黄金色に風化します。
崖の上部に帽子のように載っているため、夕日を浴びるとオレンジ色に輝く独特の景観を作り出します。
2-3.現在進行形の浸食と地形変化
過去75年間で崖は約90cm後退したとするKennedy1973の測定値があり、
近年のLIDAR解析でも年間2〜5インチ(約5〜13cm)の浸食が報告されています。
軟らかいBayPoint砂岩が波と降雨で先に削られ、下部のPointLoma砂岩がオーバーハング状態になって崩落するため、
崖縁からの転落事故が発生しやすい構造です。
地層の境界には海食洞やナチュラルアーチが形成されやすく、干潮時に現れる複雑な凹凸が独特の撮影スポットになっています。
3.どのように開発されて今の姿になったの?
サンセットクリフスの現在の景観は20世紀初頭に始まった開発と保存活動の積み重ねによって形づくられました。
3-1.Albert G. Spaldingの先見的な開発(1903–1915)
元メジャーリーガーでスポーツ用品業界で成功を収めたアルバート・グッドウィル・スポルディング氏は
1903年にポイントロマで1000エーカー以上の海岸土地を取得しました。
彼は自邸西側の断崖に9ホールのゴルフコースを造成し、
1912年には海沿いに18ホールのポイントロマゴルフ&カントリークラブを拡張しました。
1912〜1915年にかけ約200万ドルを投じ、断崖沿いに遊歩道や小石敷きの階段、休憩用のパームシェルター、
木橋などを整備し「アルバート・G・スポルディング遊歩道」と呼ばれる景勝ルートを完成させました。
1915年9月にスポルディング氏が没した後、施設は市に寄贈されましたが維持管理が不十分で急速に劣化しました。
3-2.John P. Millsによる住宅開発と再整備(1924年以降)
不動産開発業者ジョン・P・ミルズ氏は1924年に約600万ドルを投入してスポルディング家から土地を取得し、
Sunset Cliffs Boulevardの改良と周辺住宅地の分譲を進めました。
ミルズ氏はパンテージス&シュリーブ社と協力し、崖沿いの歩道や階段を補修しながら海を望む住宅地を造成し、
現在のサンセットクリフス通りの原型を整えました。
3-3.自然公園への転換と保護(1983年〜現在)
宅地開発が進む一方で浸食の深刻化と景観保全の機運が高まり、
サンディエゴ市は1983年に崖沿い68エーカーを正式に「Sunset Cliffs Natural Park」として指定しました。
以後は資源基盤型公園として最低限のインフラにとどめ、
崖縁のフェンス設置や歩道のクローズなど安全対策を取りつつ自然の景観を保護しています。
現在も市・ボランティア団体・研究機関が協力して浸食モニタリングとネイティブ植生の再生プロジェクトを継続中です。
4.サンセットクリフではどんな体験ができるの?
サンセットクリフの周辺では散策などの他にも楽しめるアクティビティがあります!
4-1.サーフィン
サンセットクリフスは岩棚からブレイクするリーフポイントが連続し、
冬から春にかけて入る北西スウェルで最高の波質を示します。
初級者はLuscomb’s Point北側のソフトな波で肩慣らしすると安全とのこと!
セット間隔が長い日でも干潮前後はサイズが上がりやすいので、
潮汐表をチェックして2時間刻みで入水タイミングを決めると効率よく波を拾えるそうです!
4-2.タイドプール観察
干潮時には崖下の岩棚上に無数の潮だまりが現れ、
ウニ、アネモネ、ヒトデ、小型のカニやギンポが観察できます。
園内は州海洋保護区に指定されているため、生物や貝殻の採取は禁止されており「見るだけ・撮るだけ」がルールです!
滑りやすい海藻が多いのでソールがラバーのウォーターシューズを履き、波が被るエリアには近づき過ぎないよう注意してください。
最も潮が引くのは新月と満月の前後で、干潮の30分前に到着すると生き物の活動が活発な状態をじっくり観察できます。
4-3.ホエールウォッチング
12月から4月にかけてグレイホエールがベーリング海からバハ・カリフォルニアへ回遊し、
沖合数百メートルを泳ぐ姿を陸上から観察できます。
双眼鏡があると潮吹きの位置が追いやすく、背中の皮膚に付着したフジツボで個体を判別する楽しみもあります。
晴天の午前中は逆光になりにくいため観察しやすく、午後は夕日と鯨のシルエットを同時に撮影できるチャンスがあります。
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5.観光のベストシーズンはいつ?
5-1.ゴールデンアワー撮影のコツ
サンセットクリフスの断崖は夕日が低い角度で当たることで砂岩の黄金色が際立ち、
空が紫からオレンジへグラデーションしていく様子が綺麗です。
理想の到着時刻は日没30分前で、Ladera Street付近の駐車場は日没1時間前には満車になるため、
平日でも余裕を持って行動すると安心です!
5-2.クジラ観察できる日は?
グレイホエールは12月上旬に北から南下を始め、1月中旬にピークを迎えます。
南下群が通過し終える2月下旬ごろからは子連れで北上する姿が見られ、4月上旬まで観察チャンスが続きます。
潮が満ちている時間帯の方が光の乱反射が少なく、背ビレや潮吹きが見つけやすいので、潮汐表でミドル〜ハイタイドを選ぶと成功率が上がります。
5-3.混雑を避ける平日・早朝プラン
週末の午後は観光客とサーファーで路上駐車がいっぱいになるため、人混みを避けたい場合は火曜か水曜の午前中を選ぶと駐車スペースに余裕がある可能性が高いです!
干潮が早朝に重なる日ならタイドプールも独り占め状態で観察でき、朝の斜光が岩の立体感を強調して写真のコントラストも向上します。
6.周辺のおすすめスポットとは?
サンセットクリフス周辺にも魅力的な観光スポットがあるため、併せて巡ると効率的です!
6-1.Old Point Loma Lighthouse
カブリロ国定記念物の丘の上に建つ旧ポイントロマ灯台は1855年点灯のレンガ造り灯台で、
標高128mに位置するため灯室からはサンディエゴ湾と太平洋を360度一望できます。
内部は当時の居室が博物館として再現されており、
レンズや海図など19世紀の航海資料が展示されているので歴史好きにはたまりません!
園内トレイルを下れば太平洋を望む崖上の絶景ウォークも楽しめます。
6-2.Point Loma TidePools
灯台の崖下にはPoint Loma Tide Poolsと呼ばれる広大な潮だまりエリアが広がり、
干潮時にはイソギンチャクやヒトデ、カニ、小魚が豊富に観察できます。
足場はPoint Loma Formationの硬い砂岩で滑りにくく、
湾曲したストライプ模様の岩肌と透明な潮溜まりを組み合わせた写真が撮影スポットとして人気です。
干潮のピークからプラス1時間程度が観察のベストタイムです。
7.最後に
サンセットクリフス自然公園は、7500万年の地質史と20世紀の開発史が重なり合うサンディエゴ屈指の絶景スポットです!
黄金色の砂岩断崖が夕日に染まる瞬間は、写真や言葉では伝えきれない迫力と静けさを同時に味わえます。
海と断崖が織りなすダイナミックな景色をぜひ自分の目で確かめ、サンディエゴ旅行のハイライトとして心に刻んでみてくださいね!
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