アメリカの悪いところ10選: 在住20年が語る医療費・家賃・治安・格差社会など

はじめに

皆さんこんにちは。エコドライブの鈴木です。

本日はアメリカの悪いところ10選というテーマでお話しさせていただきます。

アメリカ在住歴20年の私が実際に感じたことをあれこれと語っていきます。私個人の主観がかなり入ると思いますが、ご容赦ください。

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アメリカって良いイメージばかりですけど、実際に住んでみるとどうなんですか?

20年も住んでいたら、色々見えてきますよね?

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そうなんだ。長く住んでいるからこそ見えてくるアメリカの現実があるんだよ。

今日は包み隠さず話していくね。

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1. 保険が高い – 医療費の恐怖



まず最初に挙げたいのが、健康保険の高さです。

これは本当に驚くほど高額です。

大人1人でまともな健康保険に加入しようとすると、月に1000ドル程度は覚悟しなければなりません。

日本円にすると約15万円です。

■ 背景にある医療費の問題

この高額な保険料の背景には、アメリカの異常に高い医療費があります。

虫歯の治療で1000ドル、骨折したら数千ドルという、とんでもない医療費が請求されます。

これらをカバーするための保険なのですが、国民保険ではなく民間の保険ですから、保険会社もそれだけのリスクを考慮して保険料を設定しています。

■ 医療従事者と消費者の格差

裏を返せば、医師の収入は非常に高いということになります。しかし、私たち一般消費者にとっては、生活を圧迫する大きな負担となっているのが現状です。

2. 家賃が高い – 住居費の重圧

次に挙げたいのが、家賃の高さです。

私たちが住んでいるサウスベイエリアでワンルームを借りようと思ったら、1000ドル以下で見つけるのは困難です。

現在では、ワンルームでも1300~1400ドル程度が相場となっています。

■ 年々上昇する家賃相場



1LDKになると、もう2000ドル近く、具体的には1800ドル程度は必要になります。

しかも、この家賃は年々上昇を続けています。

■ 限られた土地と人口集中

この高騰の背景には、サウスベイエリアの土地の限界があります。

中西部のように広大な土地があってアパートをどんどん建設できる環境ではありません。

限られた土地に、世界中から人々が集まってくるため、どうしても家賃が高騰してしまうのです。

3. 外食が高い – 食事代の負担

3つ目は外食費の高さです。

近年のインフレの影響で、食材の値段や人件費が上昇し、それがすべてメニュー価格に反映されています。

■ 実際の支払額は表示価格の130%

ただでさえ高い食事代に、約10%の消費税、そして20%にもなるチップが加わります。

つまり、メニューに書いてある金額にプラス30%程度を見込んでおかないと、実際の支払いに対応できないという状況です。

これは日本から来た人にとっては、かなりショッキングな現実でしょう。

4. 治安が悪い – 安全への不安




4つ目は治安の悪さです。

これはエリアによって大きく異なりますが、場所によっては本当に近寄ってはいけない危険地帯が存在します。

道を隔てて向こう側には行ってはいけない、こちら側ならOKというような、極端な違いがあるエリアも存在します。

■ 日常的な犯罪ニュース

銃関係の事件やカーチェイスなどは、毎日のようにテレビのニュースで報道されています。

また、ドラッグの問題も深刻で、かなり横行しているという現実があります。

■ 必要な安全対策

危険なエリアには絶対に近づかないこと、夜間の一人歩きは避けること。良いエリアであれば比較的安全ですが、少しでも危険な場所では本当に狙われる可能性があるため、常に注意が必要です。

5. 格差社会 – 広がる貧富の差




5番目は顕著な格差社会です。

アメリカでは、富裕層は投資でどんどん豊かになる一方、貧困層はさらに貧困になるという構造が固定化しています。

■ 貧困の連鎖

貧困家庭に生まれてしまった場合、そこから富裕層の世界に入るのは極めて困難です。

その理由は明確です。

まず、まともな教育を受けられません。

お金がなくて学校に行けない、小さい頃から働かなければならない家庭も存在します。

■ 教育格差の問題

仮に教育を受けられたとしても、そういった地域の学校で働いている教員のレベルが低いという問題もあります。

この問題を抜本的に見直す制度改革が必要だと思いますが、これも含めて「自由の国」ということなのか、考えさせられます。

現状として、非常に大きな格差が生まれてしまっているのが実情です。

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6. サービスにムラがある – 品質の不安定さ




6番目はサービスの質にムラがあることです。

接客対応、時間の正確さ、人為的なミスなど、日本のようにきちんとしている国と比べると、かなり個人差が出てしまいます。

■ 改善されつつある現状

ただし、20年前と比べるとかなり改善されたと感じています。

GoogleレビューやYelpなどの登場により、サービス提供者が顧客から評価されるようになりました。

企業側がレビューを意識し始め、教育に力を入れた結果、最近はかなりまともになってきています。

それでも、場所によってはサービスにムラがあることは否めません。

7. リサイクルが進んでいない – 環境意識の低さ




7番目はリサイクルが進んでいないことです。

ゴミの分別がほとんどされていません。

空き缶と紙程度の分別はあるようですが、それもあってないようなもので、レストランやバーでは皆めちゃくちゃに捨てています。

■ 国民の意識の遅れ

日本人から見ると、環境に対する国民の意識が遅れていると感じます。

豊富な資源があるため緊急の課題になっていないのかもしれませんが、アメリカは最先端の国として、世界のリーダーとして、環境問題にしっかりと取り組んでほしいと思います。

8. 役所の対応が悪い – 行政サービスの問題

8番目は役所の対応の悪さです。

これは相変わらずの問題です。

連絡が繋がらない、対応が遅い、態度が悪いなど、様々な問題があります。

■ 民間との格差

20年前と比べると、レビューサイトの登場でかなり良くはなりましたが、それでも民間のサービスの良いところと比べると、どうしても対応が遅くゆっくりという印象があります。

9. セールスコールがやたら多い – 迷惑電話の氾濫




9番目はセールスコールの多さです。

自分の携帯電話に勝手にかかってくるセールス電話のことです。

実際の人間がかけるパターンもあれば、人間を装った自動音声でかけるパターンもあり、ここ数年で急激に増えている印象があります。

■ いたちごっこの対策

私の場合、セールスコールだと分かったら「ノーサンキュー」と言ってブロックしていますが、それでも番号を変えてまたかかってきます。

何回ブロックしても違う番号でかかってくるという、いたちごっこが続いています。

日本ではあまり聞いたことがなかった問題ですが、最近のアメリカでは非常に増えている迷惑行為です。

10. 太る – 健康管理の難しさ




最後の10番目は、太りやすい環境です。

これは永遠のテーマとも言える問題です。

■ 車社会による運動不足

アメリカは広大な国土のため、どこに行くにも車移動が基本です。

車で職場に行き、そこから席に座ってずっとパソコンを見ている。

このような生活では、どうしても運動不足になってしまいます。

■ 食生活の問題

さらに、食べ物が魅力的で量も多いため、つい食べ過ぎてしまいます。

食べているうちに胃袋も大きくなり、小食の生活に戻ることが難しくなります。

デスクワーク中の間食、美味しいビールなど、誘惑が多すぎるのです。

■ 積極的な健康管理の必要性

自分から積極的に運動したり、ジムに通ったり、食事制限をしたりしないと、どんどん太ってしまいます。

健康問題が発生して病気になってしまう前に、意識的に気をつけていく必要があるポイントです。

アメリカ生活の現実を知ることの重要性

以上が、20年間アメリカに住んで感じた「悪いところ10選」です。

もちろんアメリカには素晴らしい面もたくさんありますが、実際に生活するとなると、これらの問題と向き合う必要があります。

■ 理想と現実のギャップ

日本から見るアメリカと、実際に住んでみるアメリカには大きなギャップがあります。

医療費や家賃の高さ、治安の問題、格差社会など、日本では考えられないような問題が山積しています。

■ それでもアメリカで生活する理由

これらの問題があっても、私がアメリカに住み続けているのには理由があります。

チャンスの多さ、多様性の受容、自由な雰囲気など、アメリカならではの良さも確かに存在するからです。

まとめ:アメリカ生活を考えている方へ

もしアメリカへの移住や留学を考えている方がいらっしゃったら、これらの現実をしっかりと理解した上で決断することをお勧めします。

特に医療保険の問題は深刻です。

保険なしでは医療を受けることが事実上不可能なレベルの金額になるため、必ず保険加入を前提に計画を立てる必要があります。

また、生活費も日本の感覚とは全く異なります。

家賃、外食費、その他の生活費を合わせると、相当な収入がないと快適な生活は送れません。

それでも、アメリカには日本にはない魅力や可能性があることも事実です。

これらの問題を理解し、対策を立てた上で挑戦するのであれば、きっと素晴らしい経験になるでしょう。

皆さんはこれらの問題についてどう思われますか?

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