みなさん、こんにちは。エコドライブの鈴木です。
今日のテーマは「水素自動車と電気自動車の比較」について、消費者視点からお話しします。
実際に水素自動車にしばらく乗った経験があるので、消費者目線で参考になるお話ができるのではと思っています。
電気自動車と水素自動車、どっちが将来性があるのかな?
水素の方が環境に優しそうだけど…
実は僕は両方乗った経験があるんだ。
電気自動車は4台、水素自動車のMIRAIにも乗っていたよ。
その経験から、水素自動車よりも電気自動車の方が有利な点を具体的に説明していくね。
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実体験に基づく分析
私がこのテーマを消費者視点で話せる理由は、電気自動車を4台、そして水素自動車のMIRAIにも乗った経験があるからです。
最初に乗ったのは日産のリーフでした。
これは本当に大変な車でした。
フルチャージで80マイル(約120キロ)しか走れず、どんどん電気が減っていき、エアコンを使うとさらに急激に電力を消費して、日常の足としては全く使えないものでした。
電気自動車との出会いと進化
その後、テスラのモデルSに乗り換えました。
これは非常に優秀で、当時でも180〜200マイル程度走ることができ、電気自動車に対する考え方が大きく変わりました。
そのモデルSを売却して、今度は250マイル(約400キロ)走れる新しいモデルSに乗り換えました。
これはも本当に素晴らしい車で、日常生活で全く問題のないレベルでした。
その後、水素自動車のMIRAIに乗ってみましたが、これはまた大変な車でした。
水素の充填場所が少なく、非常に不便でした。
現在は、テスラのモデル3に乗っています。
これはテスラの小型モデルですが、250マイル(約400キロ)走ることができます。
理由1:充填の不便さ
1つ目の理由は、わざわざ水素を入れに行くのが面倒だということです。
私の場合は先に電気自動車から入ったので、電気自動車からMIRAIに乗ると非常に面倒に感じるんですね。
わざわざ水素を入れに行く必要があるということですね。
これがそもそも面倒で、皆さん普段スマホとか使ってると思うんですけど、ほとんどは家で充電することになると思います。
家だったり、会社だったりとかで充電してますよね。
もしこれがどこかに充電しに行かなきゃいけないとなると、どのように感じますか?
仮に性能の高いスマホだったとして、家では充電できず仕事場での充電も難しいので、ある地点に行って充電しなければいけないって言われたら購入に至るでしょうか。
恐らくそういうスマホ買わないですよね。
電気自動車の充電の実態
ちなみに僕の場合は自分の乗っているテスラは家で充電していなかったりします。
家にガレージがあるんですけども、奥さんの車がめちゃめちゃでかかったりとか、あと子供達のおもちゃとか自転車とかが散乱してて、自分の車を止めるスペースがないっていうのが大きな理由で自分の車はストリートパーキングで済ませています。
なので家では充電してないんですけども、会社で充電できるようになってたりとか、後は自分がよく行くカフェなどで充電しています。
あとはお買い物するところに充電ステーションが付いているので、カフェで仕事している時とかお買い物をしている間に、充電をしているような状況なんですね。
意外とそのスピードも速くて、そんなにその生活レベルでは支障は来さないレベルで充電ができてます。
どうしても緊急で充電が必要になればテスラのスーパーチャージャーに行くときもあります。
大体20分から長くても30分ぐらい充電すればほぼほぼ満タンになるので、全然問題がありません。
水素充填の現実的な課題
よく「電気自動車は充電に時間がかかる」と言われますが、実は水素の場合も充填するまでに時間がかかるんです。
私が利用した時は水素ステーションはガソリンスタンドと比べてとても少なく、一つの市に1個もないくらいでした。
私たちの住むところから車で20分くらい行ったところに水素ステーションがありますが、かなりの行列になります。
水素の充填待ちで15分から20分くらいは並ぶ必要があるんです。
そうすると、そこまで行く時間、並ぶ時間、それから充填している時間を考えると、結構な時間がかかってしまうんですね。
それに比べて電気自動車なら、普段行くカフェやお買い物する場所、仕事場など、日常的に立ち寄る場所で充電できるので、わざわざ時間を取られることがありません。
その点で言えば、むしろ電気自動車の方が便利だと思います。
ガソリン車との比較
私の場合は電気自動車から入っているので、水素自動車の「行くのが面倒」という気持ちがよく分かります。
ガソリン車に乗っている人からすると「そんなに面倒じゃないんじゃない?」と思われるかもしれませんが、いえいえ、本当に面倒なんです。
ガソリン車の良いところは、どこにでもガソリンスタンドがあることです。
高速道路を降りてもすぐにガソリンスタンドがあったりと、本当にどこにでもある。
でも水素ステーションはそうではなく、非常にレアな存在なんです。
インフラ整備の課題
水素ステーションを1個作るのには何億円もかかると言われているそうで、なかなか導入が進まない理由の一つとなっているようです。
一方、電気自動車のバッテリーはどんどん改良が進んでいます。
私が6〜7年前に乗っていた日産リーフは80マイルしか走れませんでしたが、最新の電気自動車は500マイル(約800キロ)も走れます。
これは普通のガソリン車と同等かそれ以上の航続距離で、十分な性能です。
こうなると充電の頻度もかなり少なくて済むようになります。
新しい技術の展開
さらに、最近いすゞが大変興味深い試みと言えるバッテリー交換型のEV車を発表しました。
バッテリーステーションが夜間にバッテリーを充電しておいて、トラックが交換を必要とする時に、あらかじめ充電してあるバッテリーと交換するだけです。
これなら時間もほとんどかかりません。
このような時間のかからない設計で、あらかじめ充電したバッテリーをスワップするという考え方は、非常に効率的で合理的だと思います。
今後、各メーカーでこういった動きが広がれば、バッテリー交換ステーションが増えていく可能性があります。
水素ステーションを導入するよりも、バッテリー交換型ステーションの導入の方が現実的に感じますね。
理由2:フロントトランクの問題
2番目の理由は、フランク(フロントトランク)がないということです。
フランクとはフロントトランクの略で、通常ガソリン車ではエンジンが収納されているボンネット内の部分のことです。
電気自動車の場合、この部分には何も入っていないので、トランクのように荷物置き場として使えます。
トランクほど大きな荷物スペースではありませんが、意外と便利なんです。
一方、水素自動車の場合はフランクを作ることができません。
これは発電機などの機械がフロント部分に詰め込まれているためで、通常のガソリンエンジン車のように機械でぎっしり埋められているため、フロントトランクとして使用することができないためです。
理由3:高価格の問題
EV車はガソリン車に比べて参入障壁が低いと言われています。
ガソリン車は部品点数が4万点から5万点と言われているのに対し、電気自動車の場合は1万点から2万点です。
一方、水素車の場合はガソリン車よりもさらに部品点数が多くなると言われています。
そうなると、メーカーが水素車に投資する際、部品点数が多いため参入コストが高くなり、参入する会社も少なくなります。
すると必然的に販売価格も高止まりしてしまいます。
販売価格が高いということは消費者のお財布事情にも良くないわけで、わざわざ高い金額を払って水素車を選べる確率はかなり減ると思います。
電気自動車市場の将来性
その点、電気自動車の場合は毎年どんどん新しい会社が参入しています。
これは部品点数が少ないため参入障壁が低いからです。
競合が増えれば増えるほど価格は下がっていきます。
さらに、バッテリーも改良が進んで安いものが普及してくれば、電気自動車の製造コストも抑えられ、その分価格も抑えられるのではないかと思います。
現状では水素自動車がシェアを伸ばしていくためには、こういった問題を解決していく必要があると考えています。
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