Google本社(Googleplex)観光ガイド: Visitor Experienceのカフェ&ストアとシリコンバレー&Googleの歴史

シリコンバレー観光で欠かせない!Google本社のカフェとは?

シリコンバレーと言えば世界的に有名なテック企業などが集まる印象が強い場所ですよね!

実際世界的にも有名なテック系の企業の本社が複数あり、活気があるエリアの一つです。

あくまでも会社の敷地や建物なので、社員以外が散策できる場所は限られていますが、企業によっては観光客向けの施設を用意している場合があります!

今回は広大な敷地を持つGoogle本社の近くにある、Googleの観光客向けのストアやカフェについてご紹介します!

ぜひチェックして、シリコンバレー観光の参考にしてみてくださいね。

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グーグルは本当に誰もが知る大きな企業だよね。

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どんな場所にあのGoogleの本社があるのか気になる!カフェがあるなんてとても魅力的だね。

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1.そもそもシリコンバレーとは?

シリコンバレーは、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ湾南部のサンタクララバレー一帯を中心とした、世界最大級のテクノロジー産業が集まるエリアです。

シリコンバレーという名は半導体の主要材料である「シリコン」と、農業地帯だった「サンタクララバレー(Valley)」が結び付いた造語で、1970年代の半導体産業ブームをきっかけに広まりました。

現在では半導体製造にとどまらず、ソフトウェア、クラウド、AI、バイオテック、クリーンテック、宇宙開発など多様な分野のスタートアップと巨大企業が共存するエコシステムを形成しています。

地理的にはサンフランシスコから車で45分ほど南下したエリアで、北はレッドウッドシティ付近、

南はサンノゼ、東はフリーモント、西はスタンフォード大学の背後に広がるサンタクルーズ山脈までが大まかな範囲とされます。

エリアの人口は約310万人とされ、高度人材の流入により年々多様化が進んでいます。

主要都市のひとつマウンテンビューは、Googleなどの本社が立地し、2023年時点の人口が約8万2千人とシリコンバレーでは比較的コンパクトながら、住民の平均年収は全米平均を大きく上回る水準です。

例えば、米国国勢調査(ACS 2019-2023 1年推計)によると、マウンテンビュー市の世帯当たり中央値所得は 179,917 ドルです。

同じ2023年の全米世帯当たり中央値所得は 80,610 ドルです。

差額は 約99,300 ドルで、比率にすると 全国平均のおよそ2.2倍(+123 %) 上回っています。

また、湾岸沿いには湿地帯を再生したGoogleのCharleston ParkやShoreline Parkが広がり、テクノロジー企業のキャンパスと豊かな自然が隣り合う独特の景観を楽しめます。

参考:シリコンバレー誕生の軌跡(1930 s–Today)

シリコンバレーが現在の姿になる以前、この地域は「Valley of Heart’s Delight」と呼ばれる果樹栽培地で、プルーンやアプリコットの果樹園が広がっていました

1930年代にスタンフォード大学から独立したスタンフォード工業団地(現スタンフォードリサーチパーク)が誕生し、

そこに入居したヒューレット・パッカード(HP)がガレージ起業の象徴となったことが、ハイテク産業集積の嚆矢といわれます。

1956年にはウィリアム・ショックレーが世界初の商用トランジスタ会社を設立し、

そこからスピンアウトした「トレイターズ・エイト」がフェアチャイルドセミコンダクターを創業、やがてインテルなどの半導体企業群が誕生しました。

1970年代にはアップルがスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックのホームガレージから生まれ、パーソナルコンピュータ時代の幕を開けます。

1980~90年代にかけてはベンチャーキャピタルの急成長とNASDAQ上場ブームにより、

シスコ、サン・マイクロシステムズ、オラクルなどネットワーク・ソフトウェア企業が台頭しました。

2000年代に入るとGoogle、Facebook(現Meta)、NetflixなどインターネットサービスやEVのプラットフォーマーが急速に成長し、

世界経済を牽引する中心地としての地位を確立します。

2010年代にはスマートフォンとクラウドの急拡大が本格化しました。

Appleが iPhone エコシステムを牽引し、Googleが Android とクラウド基盤を拡大。

半導体ではNVIDIAが GPU を AI 計算に転用し、AI ブームの土台を築きました。

電気自動車分野ではTesla(当時 Palo Alto 本社)がソフトウェア志向の車づくりで注目を集めます。

2020年代に入ると生成 AI の波が到来します。Googleは独自 TPU を活用した大規模言語モデルを発表し、NVIDIAは AI 向け GPU で半導体需要を牽引。

自動運転ではAlphabet傘下のWaymoがロボタクシー実運用を拡大し、次世代モビリティ開発も加速しています。

こうした歴史の積み重ねにより、シリコンバレーには失敗を許容する文化、フラットな組織風土、

迅速な意思決定、そして多様性を受け入れる社会的土壌が醸成されました。


シリコンバレーを観光するときに、こうした歴史的背景と現在進行形の革新が同居する環境を実際に歩くことで、単なる「IT企業の街」にとどまらない多面的な魅力を体感することができます。

2. Google LLCとは?

Google LLC はオンライン広告・検索エンジン・クラウド・AI・ハードウェアと多岐にわたる製品群を展開する、世界最大級のテクノロジー企業です。

親会社 Alphabet Inc. の傘下で事業を行い、2025年3月時点の従業員数は約18万5,700人に達しています。

2024年の年間売上高は3,500億ドル、純利益は1,000億ドルに到達し、検索広告とYouTube・クラウドの急成長がけん引役となりました。

本社所在地はカリフォルニア州マウンテンビューのGoogleplexで、広大なキャンパスに多数の研究開発拠点と一般公開施設Google Visitor Experienceを併設しています。

「To organize the world’s information and make it universally accessible and useful(世界の情報を整理し、世界中の人々がアクセスして使えるようにする)」

というミッションを掲げ、検索結果1位のシェアは依然90%前後と圧倒的です。

3-1. 創業の経緯

1995年、スタンフォード大学で見学ツアーを担当していたセルゲイ・ブリンが入学希望者ラリー・ペイジを案内した出会いがGoogleの物語の始まりです。

1996年に両者はウェブのリンク構造を評価する研究「BackRub」を共同で開始し、後のPageRankアルゴリズムの原型が誕生しました。

1997年9月15日に「google.com」を登録し、巨大数googol(10¹⁰⁰)の綴り違いである社名を採用しました。

1998年9月4日、サン・マイクロシステムズ共同創業者アンディ・ベクトルシャイムの10万ドル小切手を資金に「Google Inc.」を正式設立しました。

初期オフィスはスーザン・ウォジスキのメンロパーク自宅ガレージで、1999年初頭には1日5万件の検索を処理するまでに急成長しました。

3-2. 事業拡大の年表

● 2000年 ― キーワード連動広告「AdWords」を導入し、検索ビジネスを収益化しました。

● 2002年 ― ニュース自動集約サービス「Google News」を開始し、メディア領域へ参入しました。

● 2004年 ― 無料1GBメール「Gmail」をローンチし、当時の競合を圧倒するストレージ容量で話題となりました。

● 2004年8月 ― 株式を1株85ドルで上場し、調達額は16.7億ドルでした。

● 2005年 ― Google MapsとAndroid買収を実施し、モバイルプラットフォーム戦略を強化しました。

● 2006年 ― YouTubeを16.5億ドルで買収し、動画広告市場へ本格参入しました。

● 2008年 ― 独自ブラウザ「Google Chrome」を公開し、のちに世界シェア首位を確立しました。

● 2015年 ― 持株会社Alphabet Inc.を設立し、Googleは主要子会社として再編されました。

● 2021年 ― 自動運転部門Waymoが初の完全無人タクシー運行許可を取得し、モビリティ分野の注目を集めました。

● 2023年 ― 大規模言語モデル「Gemini」を公開し、生成AI競争の本格参入を宣言しました。

● 2024年 ― 検索結果にAI要約を挿入する「AI Overviews」を140カ国で展開し、月間15億ユーザーに到達しました。

● 2025年4月 ― 第1四半期決算で売上902億ドル、純利益345億ドルを計上し、AIインフラ投資に年間CAPEX750億ドルを発表しました。

3-3. 現在の活躍

Googleは生成AIを検索・広告・クラウド全域に統合し、AI OverviewsとGeminiベースの「AIモード」により検索エンゲージメントを高めています。

Google Cloudは2025年第1四半期に123億ドルの売上を計上し、前年比28%成長でAWS・Azureを追撃しています。

ハードウェア面ではPixel Fold 2やGemini Edge AI PCなどAI専用チップ搭載デバイスを拡充し、デバイスとサービスの統合戦略を推進しています。

広告事業はAIによる入札最適化とクリエイティブ生成でROASを向上させ、YouTube Shortsの収益分配モデルもクリエイター流入を加速させています。

3. GoogleplexやGoogle Visitor Experienceとは?

Googleplex(グーグルプレックス)はGoogleと親会社Alphabetの本社キャンパスを総称しています。

名称は「Google」と「complex」を合わせた造語で、巨大数googolplex(10の10^100乗)への言及も含まれているとのこと!

敷地は2 million sq ft超えで、オフィスと緑地が点在しています。

オフィス棟内部は社員バッジまたは招待同行者がない限り入館できません!

観光客が入ることができるのは、一般公開されている施設「Google Visitor Experience」です。

こちらにはGoogle StoreやCafe@Mountain Viewなどがあり、誰でも入場することができます。


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4. Google Storeとは?

Google Storeは、Google Visitor Experience内に設けられたGoogle製品を買うことができるお店です。

Google、YouTube、Androidなどの各ブランドの公式グッズも豊富で、Tシャツは25ドル前後、

刺繍キャップは30ドル、セラミックマグは15ドル程度で買うことができます。

レジはキャッシュレス専用で、Google Pay、Apple Pay、主要クレジットカード、海外発行のデビットカードに対応し、

会計時にレシートをメール送信するペーパレス方式を採用しています。

5. Cafe@Mountain Viewとは?

Cafe@Mountain ViewはGoogle Visitor Experience内に併設された、Google初の一般向けレストラン兼カフェスペースです。

食材の80%以上をカリフォルニア州内の有機・持続可能認証農家から仕入れているとのこと!

とても美味しくて魅力的なメニューなので、ぜひ食べてみてくださいね!

実際の写真はこちらのインスタグラムをご覧ください!

6. Google Bikes(G-bike)とは?

Google Bikes は Googleplex と周辺キャンパスで社員が敷地内移動に利用する、多色ストライプが特徴の無料のシェア自転車です。

フレームは軽量アルミ合金製で、26インチホイールと内装式三段変速を備え、誰でもまたぎやすいステップスルー形状が採用されています。

ブランドロゴは入っておらず、車体全体を Google カラーの青・赤・黄・緑四色で塗り分けることで、視覚的なアイコンとして親しみやすさを演出しています。

2010 年の試験導入では20台からスタートし、現在はマウンテンビューとサニーベールの両キャンパス合計で約1,400 台に拡大しました。

全車両が一律カギ無しで配置され、社員は最寄りラックから自由に拝借し、目的地付近のスタンドへ返却する“フリーフロート”方式を採用しています。

バス・電動カートに代わる短距離交通手段として年間 1.2 万時間以上の移動時間節約と CO₂ 排出削減に寄与していると社内サステナビリティ報告書で言及されています。

7. 近隣おすすめスポット

Google Visitor Experience を満喫したあとに足を延ばしやすい周辺スポットを紹介します。

どちらもクルマで 20 分圏内、もしくは公共交通と徒歩でアクセスできるので半日プランに組み込みやすいです。

7-1. Computer History Museum

こちらはコンピュータの歴史などを学ぶことができる面白い美術館です!

所在地は 1401 N Shoreline Blvd, Mountain View で、Googleplex から北へ徒歩 10 分ほどの距離にあります。

開館時間は水曜から日曜の 10:00–17:00 で、月曜・火曜は休館となっています。

一般入館料は大人 17.50 ドル、学生・シニア 13.50 ドル、18 歳未満は割引または無料枠があり、

Bank of America の “Museums on Us” 対象日にはカード提示で入館無料となります。

館内最大の常設展「Revolution: The First 2000 Years of Computing」では、

古代のアバカスから iPhone 初号機まで 1,100 点超の実機が年代順に並び、タイムラインを歩くだけでコンピュータ史が俯瞰できます。

2025 年に新設された「Chatbots Decoded」では GPT-系モデルを体感する対話ロボットや、AI 研究の来歴を示すインタラクティブ展示が人気です。

1 階 CHM Store には お土産にピッタリなミュージアムならではのグッズを買うことができます。

館内カフェでは飲み物や軽食を楽しむことができます!

7-2. Apple Park Visitor Center

こちらはApple本社近くにある観光客が入ることができる施設(ストア、カフェ)です!

所在地は 10600 N Tantau Ave, Cupertino で、Googleplex から車で約 20 分ほどで行くことができます。

地下 2 階建ての無料駐車場と地上 EV スーパーチャージャーが併設され、混雑する週末午後でもおおむね駐車に困りません。

Apple Store では最新 iPhone や Vision Pro の AR デモを体験することができる場合があります。

隣のカフェカウンターではブルーボトルコーヒー監修のドリンクなどを楽しむことができます。

屋上テラスからはシリコンバレーの丘陵と、木々越しに覗く円形本社の屋根を一望でき魅力的です。

Googleと同じくAppleの本社エリアに観光客が入ることはできませんが、エリア全体がAppleらしいおしゃれな空間になっているため

ぜひApple製品好きな方などは立ち寄ってみてくださいね!

8. 最後に

シリコンバレーは「過去・現在・未来」のテクノロジーが交錯する世界屈指のイノベーション拠点です。

その中心にあるGoogleplexとGoogle Visitor Experienceは、企業の枠を超えて地域コミュニティと観光客をつなぐハブとして進化を続けています。

ぜひシリコンバレー観光の際は巨大なGoogleplexエリアを訪れて、その規模感を体験してみてくださいね!

インスタグラムでは他にもおすすめの観光スポットをご紹介していますのでぜひチェックしてみてください!

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