はじめに
皆さま、こんにちは。エコドライブの鈴木です。
本日のテーマは、テスラの自動運転の最新ソフトウェア バージョン14.2.1です。
実際に使用してみた所感を交えながら、どこが進化したのか、そして気になった点も含めて整理し、解説していきます。

テスラの自動運転ってどんどん進化してるよね。
バージョン14ってそんなにすごいの?

実際に試してみたんだけど、シームレスさが格段に向上していたよ。
特に起動の手軽さには驚いたね。

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自動運転の起動がよりシームレスに
今回のバージョン14.2.1で最も印象に残ったのは、自動運転の起動がよりシームレスになった点です。
自動運転を開始する際は、「スタートセルフドライビング」というボタンを押すだけです。操作としては、それだけで完結します。
さらに注目すべきなのは、どの状態からでもスタートできることです。
前方に障害物がある・ないにかかわらず、さまざまな状況から自動運転を開始できるようになっています。
■ ブレーキを踏み込む必要がなくなった
以前のバージョンでは、自動運転を開始するためにブレーキを強く踏み込む必要がありました。
小さなことではあるものの、日常的には負担として積み重なりやすい動作でした。
しかしバージョン14.2.1では、ブレーキを強く踏み込む動作が不要になりました。
要するに「スタート」を押すだけで自動運転へ移行できるため、起動までの流れが一段とシームレスになったと感じます。
■ 障害物があっても自動で対応
前方に障害物がある場合でも、車が自動的にバックしてくれる挙動を確認できました。
車両が自ら後退し、前方の障害物を避けたうえで車道へ出ていく流れで、状況判断から行動までが自律的に行われます。
人間が細かく操作しなくても、車自身が状況を判断して適切な行動を取ってくれる点は、大きな進化だと感じました。
まさに「自動運転」という名称にふさわしい挙動です。
ナビなしでも走り出す驚きの機能
さらに驚いたのは、ナビを設定しなくてもスタートセルフドライビングを押せば走り出すという挙動です。
「ナビを設定しない状態でスタートセルフドライビングを押したら、いったいどこへ向かうのか」と気になりますよね。
そこで、試しに実施してみました。
■ 近所をひたすらぐるぐる回る
結果としては、近所をひたすら周回し続けるような動きになりました。
行き先が設定されていないため、「どこへ連れていかれるのだろう」という感覚で、周辺をあちこち走り回る形になります。
特定の目的地があるわけではなく、あくまで安全に走行を継続している、という印象です。
その周回走行の途中でナビを設定すると、そこから目的地に向けて走り出す流れになります。
実際に体験してみると、独特で不思議な感覚がありました。
たとえば、車に乗り込んでから目的地をゆっくり考えたいときや、とりあえず走り出したいものの行き先をまだ決め切れていないときなどには、使い方次第で便利な場面があるかもしれません。
運転のスムーズさはバージョン13譲り
続いて運転に関してですが、本当にスムーズです。
バージョン13の時点でも十分に滑らかで印象的でしたが、バージョン14も同様に滑らかで、運転全体の挙動は終始スムーズに感じられました。
■ バージョン13との大きな差は感じなかった
正直なところ、バージョン13と比較して「ここが明確に変わった」と言い切れるほどの大きな差は、私自身はあまり感じませんでした。
ブレーキの挙動についても気になっていましたが、急ブレーキや急発進といった不自然な動きは見られず、体感としてはバージョン13と同様に安定してスムーズだと受け止めています。
これは見方を変えれば、バージョン13の時点で完成度がかなり高かったということでもあります。
もともとの完成度が高い状態を、さらに磨き上げたような印象です。
■ 高速道路での車線変更も絶妙
高速道路では車線変更の機会が多いと思いますが、この車線変更もかなり絶妙なタイミングで実行していました。
ただし、この点についてもバージョン13の時点で十分に良かったという印象があるため、体感としては大差ないように感じました。
人間が運転する場合よりも、むしろ車線変更のタイミングが適切だと感じる場面もあります。
周囲の車両との距離や速度差を即座に踏まえ、最適なタイミングで車線を変えてくれる印象です。
気になった点:小道から大通りへの合流
一つ気になったのは、小道から大通りに出るときの挙動です。
右左折して合流する際の判断が、全体としてかなり慎重です。
安全性が高まったと言えばそのとおりですが、場合によっては後ろの車からクラクションを鳴らされかねないレベルと感じるほど慎重なケースもありました。
そのため、「この場面は人間が操作した方が早いのではないか」と感じたこともあります。
■ 安全重視の設計思想
もっとも、これはテスラが安全性を最優先にしていることの表れでもあります。
事故のリスクを徹底的に抑えるため、慎重さを優先した判断を行う。これは設計思想としては理解しやすく、合理的でもあります。
一方で、実際の交通状況では周囲の流れに合わせることも重要です。
状況によっては、もう少し積極的に合流できるよう調整されると、さらに使いやすくなると感じました。今後のアップデートでの改善に期待したいところです。
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新機能:ハリーモードとマッドマックスモード
今回のバージョン14から追加された機能の一つとして、ハリーモードとマッドマックスモードという運転モードが追加されました。
これらは名称から想像できるとおり、走行の積極性(急ぎ具合)に関わるモードです。
ハリーモードは「急いでいるとき」に選択するモードで、マッドマックスモードは「より急いでいるとき」に選択するモード、という整理になります。
端的に言えば、その違いです。
■ 下道ではあまり違いを感じなかった
ただし、一般道で走行している範囲では、ハリーモードとマッドマックスモードの違いは大きく体感できませんでした。
一方で高速道路では、マッドマックスモードのほうが車線変更などをより積極的に行う可能性もあると考えられます。
これらのモードは、時間に追われているときや、効率よく移動したいときに役立つ機能です。
ただし、あくまでも安全の範囲内での積極性であり、無理な運転を行うものではありません。
目的地でのパーキング指示機能
さらに、目的地でのパーキング方法を指示できるようになった点もポイントです。
路上に停車するのか、一般的な駐車場に入庫するのかを選択できるようになりました。
■ スムーズな駐車動作
私自身、いずれも試してみましたが、かなりスムーズに止めてくれました。
駐車場への駐車については、後退で入れるのかと思っていましたが、前進でそのままスムーズに入庫してくれた、という印象です。
どちらのパターンでも動作は滑らかで、正確さという面では人間の駐車よりも効率的に感じる場面もありました。
これは特に駐車が苦手な方にとって、非常にありがたい機能だと思います。
目的地に到着したあとは、車に任せて駐車してもらえる。そうした体験は、まさに未来の車という印象を強めます。
バージョン14.2.1の総合評価
ここまでバージョン14.2.1の特徴を見てきましたが、総合的に評価すると、確実に進化していると言えます。
特に起動のシームレスさと、新しい運転モードの追加は大きなポイントです。
■ 良かった点
まず良かった点として挙げられるのは、自動運転の起動が格段に簡単になったことです。
ボタン一つで、どんな状況からでもスタートできるというのは、日常使いにおいて非常に便利です。
また、障害物があっても自動でバックして回避してくれる機能も優れています。
駐車場から出るときなど、狭い場所での取り回しが楽になりました。
運転のスムーズさもバージョン13から引き続き高いレベルを維持しており、急ブレーキや急発進がないのは、乗り心地の面でも安心につながります。
■ 改善を期待したい点
一方で、小道から大通りへの合流時の慎重さについては、もう少し改善の余地があるかもしれません。
安全第一であることは理解できますが、交通の流れを妨げるほど慎重すぎると、かえって危険な状況を生む可能性もあります。
このあたりのバランス調整は、今後のアップデートに期待したいところです。
テスラの自動運転の未来
テスラの自動運転は、バージョンを重ねるごとに着実に進化しています。
バージョン13で大きな飛躍を遂げ、バージョン14でさらに使いやすさが向上しました。
■ 完全自動運転への道のり
まだ完全な自動運転、すなわち人間が一切介入しなくてもよいレベルには達していませんが、そこに向けて着実に歩みを進めていることは確かです。
今回のアップデートで追加された機能は、いずれもユーザーの利便性を高めるものばかりです。
テスラがユーザーの声を踏まえながら継続的に改善していることが、あらためてうかがえます。
■ 日常での使いやすさの向上
特に起動のシームレスさは、日常使いにおいて大きな違いを生みます。
毎回の運転で少しずつ手間が省けることで、自動運転を利用する心理的ハードルが下がり、より多くの場面で活用しやすくなります。
ナビを設定しなくても走り出す機能は、一見すると不思議ですが、実際に使ってみると、意外と便利な場面があり得ることも分かりました。
まとめ
本日はテスラの自動運転の最新ソフトウェア、バージョン14.2.1についてお伝えしました。
主なポイントとしては、自動運転の起動がボタン一つでできるようになったこと、障害物があっても自動で回避してくれること、ナビなしでも走り出せること、ハリーモードとマッドマックスモードという新しい運転モードが追加されたこと、そして駐車方法を指示できるようになったことが挙げられます。
運転のスムーズさはバージョン13から変わらず高いレベルを維持しており、高速道路での車線変更なども絶妙なタイミングで行われます。
一方で、小道から大通りへの合流時にやや慎重すぎる点は、今後の改善に期待したいところです。
テスラの自動運転は、使えば使うほどその便利さを実感できます。
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