無人タクシーのWaymo(ウェイモ)をロサンゼルスで体験!
みなさん、こんにちは、エコドライブの鈴木です。
今日は無人タクシー「Waymo」を体験してきた実体験についてお話しします。
一言で言うと「本当にすごい」の一言です。
文句のつけどころがないほどの体験でした。
GoogleのWaymoが無人タクシーのサービスを始めたって聞いたんだけど、実際に乗れるの?
実は先日、ロサンゼルスでWaymoの無人タクシーに乗ってきたんだ!
完全に運転手がいない車に乗るなんて、本当に未来を体験してきた気分だよ。
その体験について詳しく話していくね!
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Waymoとは
Waymoは、無人タクシー業界の現在の最大手で、Googleの親会社であるAlphabetの傘下企業です。
これまではアリゾナやサンフランシスコでテスト走行を行っており、今年の3月にロサンゼルスに進出してきました。
つまり、ロサンゼルスでのサービス開始からまだ5カ月ほどしか経っていません。(利用日時点)
サービスエリアと予約方法
私は数カ月前にWaymoのアプリをダウンロードしていたのですが、ずっとウェイティングリストの状態で待機していました。
このサービスは、ロサンゼルスのどこでも利用できるわけではなく、エリアが限定されています。
だいたいサンタモニカからロサンゼルスのダウンタウンあたりまでの一帯がサービス対象エリアとなっています。
実際の利用体験
本日、マリーナデルレイ付近に自分の車を停め、Waymoを利用してみることにしました。
使い方はUBERとほぼ同じで、スマートフォンアプリで行き先を決めるだけという非常にシンプルなものです。
今回は、あまり遠くまでは行かないようにして、自分がいた場所から約4マイル先を目的地に設定しました。
目的地を指定すると、すぐに料金が表示されます。私の場合は24ドル(現在のレートで約3,500円)でした。
料金の感覚としては、それほど安くはなく、UBERとほぼ同程度という印象を受けました。
料金が表示された後、リクエストボタンが現れ、それを押すと待ち合わせ場所への到着予定時間が表示されます。
今回は9分でした。もっと時間がかかるのではないかと予想していたので、9分という時間は意外と早く感じました。
待ち時間は90分以内と表示され、予想以上に速いサービスだと感じました。
車両の特徴と乗車体験
待っているとWaymoの車が到着しました。夜間には見たことがある人もいるかもしれませんが、センサーやカメラがたくさん付いた特徴的な外観の車両です。
到着した時の感覚は非常に不思議なものでした。
完全に無人の車が到着するという体験は、とても奇妙な感覚です。
しかも電気自動車なので、ほとんど音を立てずに近づいてきて停車します。
私の場合は「Tony」という名前で予約していたので、その名前が車体に表示されていました。
車が到着すると、最初はどうやってドアを開けるのか迷いましたが、アプリでドアをアンロックする仕組みになっています。
アンロックすると後部ドアが自動的に開き、そこから乗り込みます。
まずシートベルトを着用し、スタートボタンを押すと車が発進します。
走行性能の評価
走行中は完全に自動運転で、その走りは驚くほどスムーズでした。
特に発進、ブレーキ、車線変更といった全ての動作が非常に滑らかで印象的でした。
私自身はTeslaの車を普段から運転しており、その自動運転機能を通勤などで使用しているため、自動運転システムの違いがある程度経験していると思っています。
率直に言って、WaymoはTeslaよりも走行が滑らかです。
もちろんTeslaも素晴らしい性能ですが、時折急加速や少し強めのブレーキをかけることがあります。
一方、Waymoの走行は本当に驚くべきもので、技術がここまで進歩しているのかと感心しました。
経路には小道も含まれていましたが、そこでの対応も見事でした。
小道には歩行者や自転車、路上駐車の車両なども多くありましたが、Waymoはそれらに対して適切に徐行して回避行動を取ります。
また、狭い道で対向車が来た場合は、自ら脇に寄って道を譲るような動作もします。
最初は少し不安を感じましたが、走行中の対応を見ているうちに、次第に安心してシステムを任せられるようになりました。
利用者視点でのメリット
お客としての立場から感じた利点が2つありました。
1つ目は気が楽だということです。
タクシーと違って運転手がいないため、同乗者との会話の内容に気を遣う必要がありません。
通常のタクシーでは運転手さんに会話が聞こえてしまうため、どうしても話す内容や声の大きさに気を使ってしまいますが、Waymoではそういった心配が一切ありません。
2つ目はチップがかからないという点です。
UBERなどでは必ずチップを払う必要があり、通常は料金の20%程度を支払います。
これは決して少なくない金額で、1回の乗車で10ドル(約1,500円)ほどのチップが発生することも珍しくありません。
しかしWaymoは完全な無人タクシーなので、運転手がいない分、チップも必要ありません。
表示された料金がそのままの金額で、支払いもアプリ上で完了しているため、目的地に着いたら単に降りるだけです。
余計な手続きや追加料金を気にする必要が全くないのです。
将来の展望と可能性
ここからは将来についての話をしたいと思います。
ただし、これは個人的な推測も含まれる内容です。
まず、利用料金についてですが、今回私は約4マイル(約7キロメートル)乗車して24ドルかかりました。
運転手が不在とはいえ、決して安い料金とは言えません。
しかし、この料金設定は私のような新しいものに興味を持つアーリーアダプター向けの価格だと考えています。
実際に広く運用されるようになった場合の料金について、ある研究者の予測では、無人運転が普及し、競合他社も参入して価格競争が起きれば、現在のタクシー料金の7分の1程度まで下がる可能性があるとのことです。
これを計算してみると
具体的な計算をしてみましょう。
今回7キロの移動に24ドル(約3,500円)かかりましたが、これが7分の1になると約3ドル(400円程度)で移動できることになります。
例えば、自宅から職場まで4マイル(7キロ)の距離に住んでいる人の場合、片道3ドルで通勤できることになります。
往復で6ドル、月に30日利用したとすると月額180ドルで通勤が可能になります。
この金額であれば、車を所有しない選択をする人も多くなるのではないでしょうか。
車の所有コストと無人タクシーの比較
なぜなら、車を所有する場合には:
購入時の大きな初期費用、もしくは毎月のリース料
自動車保険料
メンテナンス費用
故障時の修理代
定期点検や車検などの費用
こういった複数の費用が必要となります。
また、以下のような費用も考慮する必要があります:
税金
減価償却費(車の価値は時間とともに下がっていきます)
駐車場代
これらを合計すると、車の所有には非常に多くの費用がかかります。
無人タクシーがもたらす新しい選択肢
一方、Waymoのような無人タクシーなら、スマートフォン1台で10分以内にどこにでも迎えに来てくれます。
そうなると、必ずしも車を所有する必要がなくなるかもしれません。
例えば、家族で1台のミニバンなどがあれば十分で、通学や通勤には無人タクシーを利用するという選択肢が出てくるでしょう。
将来の利用モデルと生活スタイルの変化
将来的には、おそらくサブスクリプションモデルになるのではないかと予測しています。
例えば:
月額200ドルで一定マイルまで利用可能
月額固定で使い放題プラン
このようなサービスが実現すると、移動中の時間の使い方も変わってきます。
例えば:
移動中に仕事をしたいビジネスマン
映画を観ながら通勤したい人
ゲームをしながら通学したい学生
自分で運転する必要がなく、移動時間を自由に使えるようになれば、車を所有しない選択をする人が増えてくるのではないでしょうか。
産業への影響と未来への準備
そうなると車の需要が大きく減少することが考えられます。
これだけ多くある自動車販売店は、多くが倒産に追い込まれる可能性があります。
もちろん、法整備などの問題もあるため、すぐにそのような世界が来るわけではありませんが、それほど遠くない未来に起こり得る変化だと考えています。
これは私たちの事業にも大きな影響を与える話です。
しかし、このような未来を予測しておくことが非常に重要だと考えています。
予測ができていれば、自分たちのビジネスモデルを少しずつ変化させ、新たなビジネスチャンスを見つけることができるでしょう。
終わりに
重要なのは、そういった隙間を見つけるために、できるだけ早い段階で未来に触れておくことです。
もしアメリカにお住まいの方であれば、ぜひWaymoのアプリをダウンロードしてウェイティングリストに登録し、一度体験してみることをお勧めします。
また、日本にお住まいの方も、アメリカを訪れる機会があれば、ぜひ体験してみてください。
ほんの少しですが、未来を垣間見ることができる貴重な体験になるはずです。
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