はじめに
サンフランシスコを訪れる際の移動手段として、日々進化を続ける自動運転技術を体験できるWaymoタクシーを利用してみませんか?
今回は、サンフランシスコ南西部の住宅街にあるGrandview Parkから、高層ホテルが立ち並ぶNob Hillまでの移動をWaymoで体験しました。
住宅街の狭い道から混雑した都心部へと変わる景色とともに、Waymoの運転技術や最新情報、見所スポットをご紹介します。
※今回の記事は以下の動画内容を文章でまとめたものになります。
気になるところを見つけた場合は、ぜひ動画本編を見てみてくださいね!

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📱 Waymo Spotting Challenge: 今回の記事では市内で他のWaymo車両に出会った回数をカウント!
これまでの記録は12台でしたが、今回は何台に出会えるでしょうか?
住宅街での走行性能
今回の乗車ルートはまず南西部の住宅街から始まりました。
この地域は信号が少なく、代わりに無数のストップサインと路上駐車の車が特徴です。
Waymoはこれらの環境でも見事な運転を披露してくれました。
特に印象的だったのは、ストップサインでの停止と発進の滑らかさです。
急ブレーキをかけることなく適切な位置で完全停止し、周囲の安全を確認してから緩やかに発進していました。
左右折のスムーズさも特筆すべき点で、速度が遅くなりすぎることなく、快適な旋回を実現していました。
路面状況への対応

途中で「バンプ」または「ハンプ」と呼ばれる道路の隆起(速度抑制のための小さな丘)がある区間では、Waymoはその存在を事前に認識し、適切に減速。
このため車体が大きく揺れることなく、乗客にとって快適な乗り心地を維持していました。
地面の微妙な起伏まで認識して速度調整を行う点は、まるで経験豊富な人間のドライバーのようです。
Waymoの技術と安全性
Waymoの高い安全性と快適な乗り心地は、最先端技術の集積によるものです。
車体上部に搭載された「LiDAR」(Light Detection and Ranging)センサーは、周囲の物体との距離や形状を正確に把握し、カメラで認識しにくい夜間や霧、強い日差しの下でも安全な走行を可能にしています。
📊 安全性データ: Waymoとスイス再保険(Swiss Re)の共同研究によると、Waymoの自動運転車は人間の運転手と比較して、物的損害請求が88%、人身傷害請求が92%少ないことが示されています。
信頼性の高さを裏付ける驚異的な数字です!
また、Waymoは乗車ルートの詳細なHDマップを事前に作成し、それを基に周囲の環境を認識しています。
このように特定のエリアの情報を把握していることも、安全な無人運転を実現する重要な要素となっています。
病院付近などの人通りが多いエリアでは、歩道に人がいることを検知すると安全のために一時停止する場面も見られました。
人間ドライバーにありがちな疲労やストレスによる注意不足から起こる事故を防止できる点も、Waymoの大きなメリットです。
Waymoの歴史とこれまでの進化
2009年 – Googleプロジェクトとして自動運転開発開始。当初はトヨタプリウスの車両を使用。
2015年 – テキサス州オースティンの公道で自社オリジナルの自動運転車「Firefly」を使用し、初の完全自動運転を実現。
2016年 – Googleの自動運転開発部門が分社化し、「Waymo」として独立。
2017年 – アリゾナ州フェニックスで自動運転タクシーの試験運行を開始、利用客からフィードバックを収集。
2018年 – ジャガーとパートナーシップを締結し、現在も使用されている「I-PACE」の高級電気自動車を自動運転化。
同年12月にはフェニックスで有料の商用タクシーサービス「Waymo One」を開始。
2021年 – サンフランシスコでのサービス展開開始。
自動運転の開発には約15年もの歳月をかけており、その長い研究と実証の積み重ねがあって初めて、現在のような安全で快適な無人タクシーサービスが実現したことがわかります。
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サンフランシスコの観光スポット
Grandview Park
今回の出発地点となったGrandview Parkは、その名の通り絶景が楽しめるスポット。
頂上からはゴールデンゲートブリッジやゴールデンゲートパークを一望できます。
特に晴れた日には景色が格別で、街の全体像を把握するのに最適な場所です。
ゴールデンゲートパークとThe Panhandle
ルート上で通過したゴールデンゲートパークは、面積約4.1平方キロメートルという広大な敷地を誇る公園で、東京ディズニーランドの約8.8倍もの広さがあります。
隣接するThe Panhandleは、フライパンの取っ手に似た形状から名付けられた細長い公園で、地元の人々の憩いの場となっています。
🌳 豆知識: ゴールデンゲートパークの面積は約1,017エーカー(約4.1平方キロメートル)で、東京ディズニーランド(約0.465平方キロメートル)の約8.8倍です!
広大な敷地には美術館や日本庭園、植物園なども点在しています。
Alamo Square(フルハウスのロケ地)
人気ドラマ「フルハウス」のオープニングにも登場したAlamo Squareは、高台にある公園で周辺の景色を楽しむことができます。
特に公園の前に並ぶ「The Painted Ladies」と呼ばれるカラフルなビクトリア様式の家並みは写真スポットとして人気。
フルハウスのオープニングで家族がピクニックをしているシーンが撮影されたのもこの公園です。
1987年の撮影から長い年月が経っていますが、現在も変わらない美しさを保っています。
ロンバードストリート
「世界一曲がりくねった道路」として知られるロンバードストリートも、フルハウスのオープニングに登場する人気観光スポット。
急な坂道にジグザグの8つのカーブがあり、その独特の景観は多くの観光客を惹きつけています。
道路の両脇には歩道と階段があり、徒歩でも上り下りすることができます。
その他の観光スポット
今回のルート周辺からは、かつて世界最大の屋内プールだった廃墟の跡地や、マイルロックビーチなどの穴場スポット、人気のPier39、アルカトラズ島なども近く、サンフランシスコの多様な魅力を存分に味わうことができます。
また、サンフランシスコ北のソーサリト地区も美しい港町で、昔ながらの雰囲気を味わうことができる観光スポットです。
Waymoの最新動向:国際展開と新たな取り組み
東京進出計画
最も注目すべきニュースの一つは、Waymoの東京進出計画です。
日本のタクシー会社「日本交通」と配車アプリ「GO」との提携により、2025年初頭から東京での自動運転車のテストを開始する予定です。
初期段階では日本交通の乗務員がWaymo車両を手動で運転し、東京の公道に自動運転技術を導入するためのデータ収集を行うとのこと。
テストは港区、新宿区、渋谷区、千代田区、中央区、品川区、江東区などの主要エリアで行われ、車両は現在サンフランシスコで使用されているものと同じジャガーの電気自動車「I-PACE」が使用される予定です。
日本の左側通行や狭い道路、複雑な交差点、季節に応じた気象条件など、東京特有の運転環境に適応するための重要なステップとなります。
🇯🇵 Waymo東京情報: 日本交通によれば、人口減少や労働力不足が進む中での地域の移動手段改善といった社会的課題の解決を目的に自動運転を導入するとのこと。
東京のタクシードライバー不足問題解決の一助となる可能性があります。
ヒュンダイとの戦略的パートナーシップ
2024年10月にはHyundai Motor Company(ヒュンダイ)との複数年にわたる戦略的パートナーシップを発表。
Waymoの第6世代自動運転技術「Waymo Driver」をヒュンダイの電気自動車「IONIQ 5」に組み込む計画です。
カリフォルニアでも人気の高いIONIQ 5は、2025年後半から公道でのテストを開始し、数年以内にWaymoの自動運転タクシーサービス「Waymo One」の車両として運用される予定です。
Waymo Via(物流サービス)
Waymoは乗客向けだけでなく、「Waymo Via」という商用貨物輸送サービスも展開。大型トラック(セミトラック)にWaymoの自動運転システムを搭載し、長距離輸送の効率化や安全性向上を目指しています。
テキサス州、アリゾナ州、カリフォルニア州など物流が集中する地域でテスト・運用が行われており、ヒューマンエラーによる事故削減や、24時間無休での運行、安定した運転による荷物への衝撃軽減など、多くのメリットが期待されています。
Waymoを使った観光のメリット
今回の乗車体験を通じて、サンフランシスコ観光におけるWaymo利用の明確なメリットが見えてきました。
- 駐車場探しの手間が不要 – ロンバードストリートやPier33(アルカトラズ島フェリー乗り場)など、専用駐車場がない人気観光スポットでも気軽に訪問できる
- スマホ完結の便利さ – アプリで呼び出しから決済まで全て完了するため、現金やカードを持ち歩く必要がない
- 公共交通機関より柔軟な移動 – バス停やメトロ駅から遠い場所へも直接アクセス可能
- 安全で快適な乗り心地 – 急な坂が多いサンフランシスコでも安心して移動できる
まとめ:未来の移動体験

Grandview ParkからNob Hillまでの移動を通じて、Waymoの自動運転技術の高さと、サンフランシスコ観光における利便性を実感することができました。
住宅街の狭い道から混雑した都心部まで、様々な道路環境に適応する優れた運転能力は、15年にわたる研究開発の成果といえるでしょう。
特に印象的だったのは、Waymoが単なる「機械的な運転」ではなく、まるで丁寧な人間のドライバーが運転しているかのようなナチュラルな動きを見せる点です。
ブレーキの踏み方、カーブの曲がり方、路面状況への対応など、細部にわたる繊細さは、自動運転技術が実用レベルに達していることを示しています。
東京進出のニュースも発表され、将来的には日本でもこの快適な移動体験ができる日が来るかもしれません。
サンフランシスコを訪れる際には、ぜひWaymoを利用して、未来の移動体験をしてみることをおすすめします。
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