廃墟?洞窟?ミステリアスな絶景を探検!スートロバスズ(Sutro Baths)
みなさんがSan Franciscoの観光スポットと聞いて思い浮かべるのはどちらでしょうか?
ゴールデンゲートブリッジ、Pier39、アルカトラズ島など様々な場所が思い浮かんだと思います。
今回は有名な観光スポットからそこまで離れていない距離で絶景を楽しむことができるスートロバスズ(Sutro Baths)という遺跡をご紹介します!
楽しみ方が色々あるため、こちらの場所のみで一日中楽しむことができる貴重なスポットです!
ぜひ観光する際の候補地の参考にして見てくださいね!

全然聞いたことが無かった場所だったかも!絶景なのであればどんな景色か楽しみだな!

ここ行ったことがあるけれど、特に周辺の散策まではしなかったな!どんな魅力があるのか改めて知りたいな!

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1. スートロバスズ(Sutro Baths)とは
サンフランシスコの絶景スポット
スートロバスズは、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコの北西部、ランドズ・エンド(Lands End)と呼ばれる岬の付近に位置しています。
太平洋の荒々しい波が打ち寄せる断崖に面しており、波風を感じながら散策ができる場所です。
晴れた日には、遠くに広がる青い海と力強い崖のコントラストが美しく、サンフランシスコの中でも絶景が楽しめるエリアとして知られています。
もともとは巨大な温水プール施設
現在はコンクリートの壁が朽ちた廃墟のような姿で、初めて見る人は「何の遺跡なのだろう」と不思議に思うかもしれません。
実は1890年代後半から20世紀初頭にかけて、多くの市民が利用した大規模なプール施設だったとのこと!
建設したのは、当時のサンフランシスコ市長であり実業家でもあったアドルフ・スートロ(Adolph Sutro)氏です。
スートロバスズは彼の夢が体現されたスポットとして誕生したそうです!
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2. 歴史について
アドルフ・スートロの野望
アドルフ・スートロ氏はドイツ生まれで、金鉱採掘で得た財をもとにサンフランシスコに移り住んだ人物とのこと。
19世紀後半から20世紀初頭にかけて、サンフランシスコで大規模な公共事業や都市開発などを進め、市長も務めました。
スートロバスズは、彼が「市民に安価で健康的な娯楽の場を提供したい」という理想のもとで建設した施設だそうです。
1894年に壮大なプール施設が誕生
1894年、オーシャンビーチのそばの海岸線に、当時世界最大級とも言われた室内プール複合施設「スートロバスズ」がオープンしました。
プールは海水を利用しており、潮の満ち引きによって自然に水が入れ替わる仕組みが一部取り入れられていたそうです。
内部には、複数の異なる水温を設定したプールがあり、合計7つもあるプールはとても広大なものだったと伝えられています。
サンフランシスコ市民をはじめ、観光客にも大人気のスポットだったそうです。
20世紀中頃〜閉鎖への道
しかし、20世紀に入り、屋外プールや他のレジャー施設の人気が高まるにつれ、運営コストのかかる大規模施設の維持は次第に困難になっていきました。
加えて、当時のサンフランシスコの都市開発の変化や、レジャーの多様化も重なり、スートロバスズは徐々に利用者が減少していきました。
最終的には経営が立ち行かなくなり、1960年代に入ると閉鎖が決定的となってしまいました。
謎を残す火災と最終的な廃墟化
閉鎖後は改装や再開発の計画が浮上した時期もありましたが、1966年に大規模な火災が発生し、建物のほとんどが消失してしまったとのこと。
この火災以降、スートロバスズの施設は再建されることなく放置され、今日のような廃墟の状態になったそうです。
3. 現在の様子
自然公園の一部としてのスートロバスズ
スートロバスズの跡地は、現在ゴールデンゲート国立レクリエーション地域(Golden Gate National Recreation Area)の一部として管理されており、
誰でも立ち入り可能な観光・散策スポットとして開放されています。
海に面した崖の上からコンクリートの基礎部分や水の溜まる区画が見渡せ、まるで古代遺跡のような風景が広がっています。
トレイルと廃墟を自由に探索
遊歩道や階段が整備されており、天候や潮の具合に気をつけながら廃墟内を歩くことができます。
波が激しい日は水際まで行くのが危険な場合もあるので、足元や安全には十分な注意が必要です。
塩風とともに漂う歴史の面影が、なんともノスタルジックで神秘的な雰囲気を醸し出しています。
廃墟となったプールの周りをゆっくり散策すると、かつてのプールや更衣室の場所、海水を導入する仕組みなどの名残を目にすることができるはずです。
写真撮影スポットとしての魅力
朽ちたコンクリート、苔むした壁、そして背後に広がる雄大な太平洋とのコントラストは、写真を撮るには絶好のロケーションです。
霧がかかる日には幻想的な風景となり、夕暮れ時にはオレンジ色の空と海の色が溶け合い、ドラマチックな写真が撮れます。
カメラを片手にじっくり時間をかけて巡るのもおすすめです。
4. おすすめの散策方法
こちらのスートロバスズには、小さなトンネルもあり洞窟探検のようなワクワクする体験をすることができます。
遺跡のようなプール跡地を散策したり、スートロバスズを全体像を眺めることももちろんおすすめですが、
周りには自然を感じながら歩くことができる「コースト・トレイル(Coastal Trail)などもあるので、お散歩をするのにも最適な場所の一つです!
スートロバスズの周辺はランドズ・エンド(Lands End)という岬一帯が国立公園として保護されており、眺望やトレイルも充実しているからです。
Vista Pointなどからゴールデンゲートブリッジを眺めることもできてとても楽しいです。
また、トレイルの途中で急な階段を降っていくと、マイルロックビーチなどの穴場のビーチも見つかります。
5. 周辺のおすすめスポット(ゴールデンゲートブリッジ)
車で分の位置に有名なゴールデンゲートブリッジがあります。
サンフランシスコの観光スポットとして最もよく知られている場所の一つなので、訪れておくのがおすすめです!
また、近場にカフェがあり橋を眺めながらコーヒーを飲むことができてとても感動しました。
詳細はこちらのインスタグラムをご覧くださいね!
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6. 最後に
スートロバスズは、かつての栄光とドラマを秘めた廃墟でありながら、現在はサンフランシスコの絶景スポットとして注目を集めています。
1894年にアドルフ・スートロ氏の手によって造られた巨大プール施設は、時の流れや火災の影響で朽ち果て、今では“かつての姿”を想像させる廃墟となってしまいました。
しかしながら、その歴史的背景や自然との調和した景観は唯一無二の魅力を放ち、多くの旅行者や地元民を惹きつけ続けています!
サンフランシスコを訪れる機会があれば、ぜひこの独特の雰囲気を持つスートロバスズへ足を運んでみてください。
廃墟のロマンと海岸線の絶景が融合した光景は、カリフォルニア旅行の忘れられない思い出となることでしょう!
インスタグラムでは他にもおすすめの観光スポットをご紹介しております!ぜひチェックして見てくださいね!
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