お金持ちのお金の使い方: アメリカのお金持ちはなぜ積極的に借金をするのか

なぜアメリカのお金持ちは積極的に借金をするのか

こんにちは、エコドライブの鈴木です。

今回は「なぜアメリカのお金持ちは積極的に借金をするのか」というテーマについて考えてみます。

多くの人は「お金持ちなら現金がたくさんあるはず。なぜ借金が必要なのか」と疑問に思うかもしれません。

実は、ここに大きな誤解があります。

お金持ち=現金を持っているという考えは必ずしも正しくありません。

むしろ、現金をあまり持っていない場合の方が多いのです。

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アメリカにはお金持ちがいるイメージがあるけど、どんなお金の使い方をしているんだろう?

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アメリカのお金持ちは現金をそのまま使うこともあるけど、それを元手にもっと大きなお金を借りることもあるんだよ。

今回はその仕組みについて説明していくね。

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自分の周りにいる資産家を見てみると…

私の周りにも資産家がいますが、意外にも現金をあまり保有していません。

代わりに彼らが持っているのは「資産」です。

アメリカのお金持ちは、現金を持つよりも資産を持つことに重点を置いています。

これは非常に重要なポイントです。

この考え方を理解するのに、モノポリーというゲームが参考になるかもしれません。

モノポリーから学ぶ資産家の考え方

モノポリーから学ぶ資産家の考え方

モノポリーは、一番リッチになった人が勝つという典型的なアメリカのゲームです。

このゲームでは、単に給料をもらってお金を貯めても勝つことはできません。

勝つためには、資産を早く増やし、それを運用して売却し、より多くの富を得る必要があります。

資産を買わないと、サイコロを振って空いている土地に止まった時に、多額のレンタル料を相手に払うことになってしまいます。

そのため、誰よりも早く資産を持ち、相手からレンタル料をもらい、最終的に売り抜けて勝つという戦略が重要になります。

現金をいかに資産に変えていくかが重要

このゲームの本質は、給料(現金)を資産に変えることです。

その資産に「働いてもらう」ことで定期的な収入を得て、さらに多くの資産を手に入れるのです。

これがアメリカのお金持ちが実践している方法なのです。

アメリカのお金持ちが考えているのは、「資産を持つには早ければ早い方がいい」ということです。

後になっていくと当然値上がりした状態で買うことになってしまうので、それよりも早い段階で買っておくのが有利です。

つまり、給料をコツコツと10年間貯めてから買うのではなくて、借金をしてでも早く買ってしまうということを、アメリカ人のお金持ちは考えているわけです。

だから「アメリカのお金持ちは借金をする」ということになります。

借金の種類について解説

続いて、借金についてのお話です。

借金には、実は良い借金と悪い借金の2種類があるんです。

これは金利が高いとか安いとかではなく、使い道の話です。

良い借金というのは投資に回す借金のことで、悪い借金というのは消費や浪費に回す借金のことです。

結論として、お金持ちというのは良い借金に積極的です。

投資、消費、浪費という話をしていましたが、投資というのは株式投資だったり、不動産投資だったり、お金を増やすという使い方です。

消費というのは例えば電気ガス水道など、生きていく上で欠かせないもの、使わなければいけないものに使うものです。

浪費というのは例えば無駄な洋服を買ったり、趣味の物=必ずしも生活に必要ではないものを買ったりすることです。

貯金も投資の一つである

もう一つお金の使い方として、貯金もありまうが実はこれも投資になります。

例えばアメリカの銀行に貯金をするというのは、USドルに投資しているということになります。

日本の銀行に円で貯金するというのは、日本円に投資するという行為です。

なので基本的に、お金の使い方は投資と消費・浪費に分類されます。

これを踏まえた上で、アメリカのお金持ちが借金をする理由について、さらに詳しく説明します。

アメリカのお金持ちは良い借金に積極的

アメリカのお金持ちは良い借金に積極的

アメリカのお金持ちは良い借金、つまりお金を借りて投資の方にお金を使うのであれば、借りたお金が増えていくので積極的を行います。

しかし、逆に消費や浪費の方に使ってしまうと、お金は増えません。

むしろ、借金には必ず金利がつくので、どんどん増えていってしまいます。

そのため、返しても返しても結局金利ばかり払うことになり、自分の資産は増えないどころか、減っていくことになってしまいます。

つまり、消費や浪費のための借金をすればするほど貧乏になっていきます。

一方で、お金持ちは投資のための借金をすればするほどお金が増えていく、つまり資産が増えていくということなのです。

このように、同じ「借金」という行為でも、その使い道によって全く異なる結果をもたらします。

アメリカのお金持ちが積極的に借金をするのは、彼らがこの「良い借金」の仕組みを理解し、それを活用しているからなのです。

【後半の動画はこちらから】
 


逆にお金が必要になった時にどうするのか?

ここまで、お金持ちは借金をしても資産を増やすことを考えているという話をしてきました。

では、逆にお金が必要になった場合はどうするのかという疑問が出てくると思います。

実は、資産を持っている人には信用があるのです。

そのため、お金を借りることができます。

急にお金が必要になった時、自分の手持ち現金で足りなければ、自分の資産を担保にして、その信用をもとに銀行からお金を借りることができます。

ローン・トゥ・バリューで無理のない借金を

ここでもう少し深掘りすると、お金持ちは無理な借金はしません。

必ず「ローン・トゥ・バリュー」という指標を使い、資産額に対して80%くらいまでに収めるようなローンの組み方をします。

つまり、そこに収めておけば売る時にリスクがないのです。

お金持ちは自分の資産価値が今いくらなのかを常に認識しています。

さすがアメリカというところですが、アメリカには自分の資産額を算出するシステムがかなり整備されているので、いつでも自分の資産額がいくらなのかを確認することができます。

例えば、自分の持っている不動産の現在のマーケットバリューを計算するシステムがあり、誰でも見ることができるようになっています。

Loan to Valueとは何か?

「Loan to Value」(LTV)と呼ばれる指標について、もう少し詳しく説明します。

LTVは、自分の資産価値に対してローンがいくらあるかを示すものです。

一般的にはパーセンテージで表します。

例えば不動産の価値が1億円で、ローンの残りが50万ドルの場合、LTVは50%になります。

同じく1億円の資産で、ローンが80万ドルの場合、LTVは80%になります。

一般的に銀行は、資産価値の80%までであれば、比較的簡単にローンを組ませてくれます。

実際に借金をする例

実際に借金をする例
具体的な例を挙げてみましょう。

例えば1億円の不動産を持っていて、現在のローンが50万ドルだとします。

この場合、30万ドルの借入余力があります。

この30万ドル(LTVが80%になるまでの差額)は比較的簡単に借りることができます。

多くの資産家は、この仕組みを利用して新しい投資をします。

例えば、良い物件が見つかった時に、この30万ドルを借りて頭金にし、次の物件を購入するといった具合です。

このように、資産価値とローンのバランスを常に意識しながら、効率的に資産を増やしていくのが、多くのアメリカの資産家の戦略となっています。

無理な借金はしない

アメリカ人の資産家、つまりお金持ちは借金をしますが、無理な借金はしません。

彼らは必ず、資産を売却した時にリスクがない額の借金に抑えています。

また、常に自分の資産価値、ローンの残高、そしてローン・トゥ・バリュー(LTV)がどうなっているかを把握しています。

今日の話をまとめると、アメリカのお金持ちが積極的に借金をする理由は以下のとおりです。

1. 現金を持っていることは損だと考えている。
2. なるべく早く資産を増やすために借金をして資産を購入する。
3. その資産に働いてもらい、さらに富を得る。
4. 無理な借金はせず、LTVをしっかりと管理する。

借金をうまく使うことで、資産を増やす

ただし、この話は必ずしもみんなが借金をすべきだという意味ではありません。

より多くの資産を得るために借金をするのは一つの選択肢です。

重要なのは、借金をする場合は消費や浪費ではなく、必ず投資に使うことです。

さらに、無理な借金は避け、資産の市場価値(マーケットバリュー)の80%以下に借金を抑えることをお勧めします。

これらの点をぜひ覚えておいてください。

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