クレジットヒストリーはこんなことにも使える!
こんにちは。エコドライブの鈴木です。
前回までの記事でクレジットヒストリーの概要と、どうすればクレジットスコアを上げることができるのか解説しました。
今回は私の実体験も交えながら、アメリカでクレジットヒストリーを築くメリットについてお話ししようと思っています。
前回までの記事はこちらから!

クレジットカードを作ったり、すごく大変だったけど結局クレジットスコアが高いとどんなメリットがあるんだろう?

前回の記事でもちょっと触れたけど、スコアが高いとより良い金利でローンが組めたりするよ!
それ以外にもメリットはあるからこれから説明していくね
動画版はこちらからご確認ください。

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渡米直後に体験したローンを組む難しさ
私がアメリカにやってきたのは約20年前ほど前になります。
その時は駐在員として渡米し、最初はレンタカーを使っていたのですが、すぐに自分の車が必要だと感じたので購入を検討しました。
ところが、これまでの記事で書いた通りなのですが、「信用がなければローンが組めない」という現実に直面することになります。
車を購入しようとしたとき、私の信用のなさが障害となり、ローンを組むことができませんでした。
運よくローンが組めるディーラーを見つけることができたが…
しかし、運良くクレジットスコアがなくてもローンを組めるというディーラーに出会いました。
これは非常にありがたいのですが、その代償として私が直面したのは驚異的な金利、なんと23.99%という高金利でした。
日本では考えられないような金利で、これがアメリカでのオートローンの最大金利だということをその時知りました。
銀行に相談するもやはり選択肢は少ない
当然他の選択肢も探るのですが、銀行からは、「クレジットカードを作って、それから2年ぐらいしないとクレジットスコアができない」と言われました。
結局のところ、選択肢がなかった私は、その高金利でローンを組み、車を手に入れることにしました。こういった経験によって、アメリカでの生活において信用を築くことがとても重要だと痛感させられました。
そして、信用スコアを上げるためには時間がかかり、地道な努力が必要であることも学びました。
クレジットスコアを上げることで、良い条件のローンに変えられる
この高金利のオートローンを受け入れた後、私は少しずつローンを返済し、クレジットカードを使い始めました。
そうすることで徐々にクレジットスコアが上がってくるのですが、アメリカではローンの組み替えが可能なので、より低い金利でのローンに切り替えることができたのです。
最初は驚異的な金利でしたが、徐々に信用をためることで他の選択肢を増やせるので、この点はアメリカのいいところだと思います。
自分で事業を立ち上げる時も、個人の信用が役立つ
そして、私は脱サラを決意し、自分のビジネスを始めることにしました。
そしてビジネスを始めるということは、色々な準備が必要になります。
特に、オフィスを借りる際には、ビジネスとしての信用が非常に重要であることを学びました。
法人名義でオフィスを借りる時は貸し倒れのリスクが高いと見なされるため、ビジネス名義でのオフィスの借り入れは非常に困難でした。
しかし、私の個人としてのクレジットスコアが良好であったことで無事にビジネス用のオフィスを借りることができました。
5万ドルの供託金を立て替えてもらえる
私が始めたビジネスは、中古車販売からスタートしたので車販売のディーラーライセンスを取得する必要がありました。
このライセンスを取るときも、私個人のクレジットスコアが役立ちました。
ライセンスを取るためには、まず5万ドルの供託金を納める必要があるのですが、ビジネスを始めたばかりの段階でこの金額を支払うのは痛手となります。
ところが良好なクレジットスコアがあれば、ボンド会社がこの金額を立て替えてくれるので、年間わずか100ドルから300ドルの費用で済むようになるのです。
この経験は、スタートアップとして会社を立ち上げる上で、キャッシュフローを維持することの重要性を改めて教えてくれました。
5万ドルという大金を一時的にでも用意できたことで、ビジネスの安定性を保つことができました。
ビジネスローンでも個人のクレジットスコアが重要
さらに、ビジネスを拡大する過程で、ビジネスローンを利用することになるのですが、この時も信用の重要性を再確認することなりました。
個人のクレジットスコアがなければ、ビジネスにローンを提供してもらうことは非常に難しくなるので、特にアメリカで起業をされたい方は計画的にクレジットヒストリーを作っていくと良いかもしれません。
個人的な信用度がビジネスの成長にも影響を与えるので、良好なクレジットスコアをキープしておくことは起業家としても重要な要素になると思います。
アメリカに来たら信用作りを意識しよう
今回のお話はここまでになりますが、まとめるとアメリカに来たらまず信用を意識して作るようにするのが良いでしょう。
具体的には
・クレジットカードを作る
・カードを作ったら返済を開始する
・740点くらいのスコアを目指す
・定期的にクレジットレポートで点数を確認する
といった内容になります。
今後もアメリカ生活で役立つヒント、裏技を発見した時はこちらのブログやソーシャルメディアでシェアさせていただきます。
それでは、エコドライブの鈴木でした!
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