ロサンゼルスとニューヨークの違い: アメリカで子育てを経験してみて

海外移住の実体験をインタビュー!

エコドライブのご利用者の中から、渡米された理由についてインタビューを行いました。

アメリカに駐在予定の方や、留学を検討されている方、海外移住に興味のある方はぜひ一度確認してみてくださいね!

※ここでいう「移住」とは、数年の留学や研修なども含みます。

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今回は日本で弁護士をしていて、アメリカに研修と留学に来た方にインタビューを行ったよ!

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家族と一緒に渡米されたみたいだから、アメリカでの子育てに興味がある方にもおすすめかも!

ニューヨークとロサンゼルス、どちらも滞在したということで両方の違いも参考になりそう。

プロフィール紹介

名前: T.K.さん

職業:弁護士

在住地:ニューヨーク(New York)

サービス内容: フレックスリース

https://www.ecodriveondemand.com/product/flex/

「T.K.」さんのご利用者インタビューはこちらから!

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それでは留学の目的も含めて、アメリカ滞在のきっかけや目的を教えてください

はい、もちろんです。

私は日本で弁護士資格を持っていて、日本の会社で社内弁護士として働いていました。

会社からアメリカの法律と英語を勉強してくるように言われ、研修と留学のために3年間アメリカに行くことになったんです。

時系列としては:

2021年7月:ニューヨークに到着。主に語学研修のため。

2022年7月:ロースクール入学のためロサンゼルスに移動。

2023年8月:ニューヨークの法律事務所で研修開始。現在に至ります。

ニューヨークでの研修と、ロサンゼルスでの1年間の留学について経緯を教えていただけますか?

渡米前から最初の1年と最後の3年目のニューヨークでの研修は決まっていました。

2年目の大学院留学先は選択の余地があり、ニューヨークでも良かったのですが、個人的に西海岸に行きたいという希望がありました。

会社と相談して了承を得たので、せっかくの機会に西海岸も体験したいと思い、ロサンゼルスを選びました。

学生時代などにアメリカ留学の経験はあったのでしょうか。

いえ、ありません。

なので今回が初めてということで、かなり大変でした。

しかもコロナ禍の時期でもあり、さらに困難がありました。

治安も少し悪化していた時期で、当時の雰囲気も含めて、初めての経験ばかりだったので大変だったのを覚えています。

渡米した時期は、コロナの大きな波が一度終わって、夏に入って落ち着いた時期でした。

実は当初は1年前に渡米する予定でしたが、2020年はコロナの影響が大きかったので1年延期しました。

アメリカに来て驚いたことや、ニューヨークとロサンゼルスでの経験について教えていただけますか?

やはり日本と比べて、特に最初の時期は戸惑うことが多かったですね。

引っ越しの手続きや水道光熱費の設定、インターネットの接続など、何一つ予定通りに進まなかったので。

行政の手続きも遅かったですし。

最初はそういった日本と違う雰囲気や慣れないサポート体制に戸惑うことばかりでした。

でも、ある程度慣れてくると、逆にいい面も見えてきました。

例えば、みんなが気軽に挨拶をしてくれたり、とてもフレンドリーなんです。

特に子供が小さかった頃、2歳くらいの時は、どこに出かけても皆さんがとても子連れに優しい雰囲気で接してくれました。

良くも悪くも日本ほど細かいことを気にしない文化があって、子育てする環境としては恵まれた経験ができたと思います。

子育て世代の私たちにとっては、貴重な体験になりました。

ニューヨークとロサンゼルスの違いについてはどうでしたか?

本当にロサンゼルスはニューヨークとは全然違いましたね。

まず、気候から圧倒的に違います。

ニューヨークは北海道と緯度が近くて寒さも似ていると思っていたんですが、ロサンゼルスはずっと晴れていて乾燥していました。

それと四季がないので、見たことのない風景という感じでしたね。

初めてLAの空港に降りてホテルに移動する時、UBERに乗ったんですが、8車線くらいある高速道路を目にして驚きました。

車がとんでもないスピードで走っているのを見て、「こんな中で運転なんてできるのか」と思いましたね。

自宅から車で10分、何度も家族で遊びに行ったお気に入りのLAのビーチ

そんな中、車を取りに行った時はどうでしたか?

初めて車を受け取りに行った時は、他者の運転講習のアシスタントの方に同行してもらいました。

その方がナビゲーションしながら、エコドライブさんの車で家まで帰ってくるという感じでした。

とてもドキドキしましたね。

特にフリーウェイに乗っている時は、最初はまるでアトラクションのゴーカートに乗っているような感覚でした。

でも不思議なことに1年もいると、それが当たり前になって、「ディズニーランドに行こう」とか言って何時間も運転するようになりました。

運転も夫婦で交代しながら乗って、楽しんでいました。

特に日本から来られた方の中には、何年も住んでいてもハイウェイの運転が怖くてしたことがないという話を聞くこともあります。

でも私たちは、結構早い段階からどんどん車を使うようになりました。

その時に、やはり乗りやすいプリウスのような車が良かったんだと思います。

ロサンゼルスとニューヨークに住まわれた経験をお持ちですが、現時点でどの場所が気に入っていますか?

正直に言うとロサンゼルスは非常に良いところだったので、また住んでみたいと思いました。

ただ留学でイレギュラーに1年間滞在しただけで、今後の仕事とは直接関係がないところなので、今後住む機会はあまりなさそうです。

だからこそ、ロサンゼルスの良さが際立って感じられるのかもしれません。

自分で住む場所を選べるなら、ぜひ行きたいですね。

実は娘が来年サマースクールで、1ヶ月だけロサンゼルスに行くのもいいねという話も出ています。

1年間ロサンゼルスに滞在したことで、知り合いもでき、様々なツアーやレンタカーの選択肢も知ることができました。

実際に行けるかどうかはわかりませんが、具体的な選択肢が見えているのはいいことだと思います。

ちなみに今まで海外に行かれたことはあるのでしょうか?

はい。

私の場合、短期ではありますが、フィリピンに2ヶ月ほど語学留学をしたことがあります。

また、グアムやハワイには旅行で行ったことがあります。

アメリカ本土は初めてでした。

学生の時に留学するのと、大人になって海外に長期滞在をするのは違いがあると思いますが、どうでしたか?

そうですね。

私自身は学生時代の留学経験があまりないので直接比較は難しいのですが、大人になってから、特に家族を持ってから来ると違いがあると感じます。

学生の場合は、ある意味良くも悪くも100%アメリカの生活にフィットできるし、そうしないと意味がないかもしれません。

でも、家族を持ってからだと、特に子供のケアをしながらの留学になるので、学業や研修に100%コミットするのが難しい面があります。

また、ある程度日本的な生活をアメリカでも継続したいという気持ちも出てきます。経済的な余裕があれば、安心感のあるサービスを受けたいというニーズも高くなります。

例えば、エコドライブさんのような会社のサービスで、安心して車を利用でき、何かあったらすぐにサポートしてもらえるというのは、家族連れの私たちにとってはとても重要です。

そういったサービスへのニーズは、学生よりも家族連れの方が高いと思います。

ビーチに飾られた圧巻のクリスマスツリー。自宅から車で1時間のクリスタル・コーブ州立公園

日本とアメリカで子育ての経験をされて、特に家族へのコミットメントやワークライフバランスについて、何か変化を感じましたか?

そうですね。

価値観が大きく変わりました。

特にニューヨークよりもロサンゼルスの方が、家族、特に父親の子育てや家事への参加に熱心さを感じました。

たまたまかもしれませんが、本当に驚くほど違いがあったように思えます。

私自身も留学していたので時間の余裕があり、子供の送り迎えなどをよくしていました。

でも、普通に働いている人たちでも、例えば午後3時の授業参観に来て「この後一緒に遊ぶんだ」と言っていましたね。

土日のパーティーにもたくさん参加しているようでした。

日本で、特に東京で働いていた時には考えられないような子育てや家事への関与をみんながしているなと感じました。

ロサンゼルスの時は特にその印象が強かったですね。

ニューヨークとロサンゼルスでのコミュニティの違いはありましたか?

そうですね。最初の1年目は本当に会社のコミュニティと家の近くの日本人コミュニティぐらいしかなかったので、あまり比較できませんでした。

今は子供が学校に通っているので、学校の保護者コミュニティもあります。

ニューヨークのコミュニティは、どちらかというと良くも悪くも日本に似ているような印象です。

一方、ニューヨークが「ドライ」だとすると、ロサンゼルスは非常に「ウェット」な関係性でした。

みんなで学校外で1泊2日の旅行に行ったり、普段から頻繁に会ったり、会話の機会が多かったりしました。

ニューヨークのコミュニティと比べると、ロサンゼルスの方がより親密な関係性があったように感じます。

ただ、これは私たちが通っている学校の性質によるものかもしれません。

今回アメリカに行かれてみて、ご自身の人生にどのような影響があったでしょうか?

はい、かなりあると思います。

今はインターネットが発達しているので、アメリカの法律や英語の勉強は日本でもできると思います。

しかし実際にアメリカ人に囲まれて、アメリカの会社や学校で過ごす中で、人々がどのように振る舞い、組織がどのように機能し、どういうコミュニケーションを取るのかを肌で感じられたことは非常に貴重な経験でした。

さらに、日本とアメリカを比較できる「物差し」を手に入れたことが大きいと思います。

例えば「ここが違う」、「ここは同じだ」といった具合に比較できるようになりました。

この視点は日本とアメリカだけでなく、他の国と日本を比較する時にも役立つと思います。

自分の中にこういった国際的な比較の基準を持てたことは非常に有益でした。

:自宅から車で10分、何度も家族で遊びに行ったお気に入りのLAのビーチ

アメリカで英語や生活習慣の違いで苦労されたり、失敗したりしたことはありますか?

はい、特に印象に残っている出来事があります。

1年目の冬のことなんですが、娘が突然倒れて失神してしまったんです。

救急車を呼んでICUに運ばれるという事態になりました。

幸い結果的には大きな異常はなく、娘はすぐに回復したんですけど、やはりそういう緊急時に英語でうまくコミュニケーションができないもどかしさを強く感じました。

本当に困った時に、母語でコミュニケーションができないことの難しさを実感しましたね。

残り3か月ほどの滞在になると思いますが、残りのアメリカ生活で、やってみたいことはありますか?

そうですね。

最後は旅行に行きたいと思っています。

この3年間、いろいろな所に行ってきたとは思うんですが、まだ行きたいところがあります。

ちょうど先週にカンクン(メキシコ)に行ったんですけど、あと1つか2つくらい、アメリカ国内でどこか旅行をしてみたいですね。

今のところ、ナイアガラの滝に行くのと、あとニューオーリンズにも行きたいなと思っています。

もし時間があれば、もう1つか2つくらい行きたいところがありますね。

アメリカに来てからできた趣味などはありますか?

やはり旅行ですね。

特に国立公園巡りにはまりました。

グランドサークルやイエローストーン、ヨセミテなど、多くの国立公園を訪れました。

特に国立公園巡りに熱中して、レンジャーのカードやバッジを集めたりしていました。

年間パスも買って、ジョシュアツリー国立公園にも行きました。

最初にヨセミテに行って、そこからすっかりはまってしまいましたね。

私自身は仕事が忙しくてあまり行けなかったんですが、妻と娘と他の友達家族で2、3回くらいキャンプにも行っています。

特に私たちの友人家族は、ロサンゼルス近郊に長く住んでいて、キャンプの場所選びやセッティングがとても上手でした。

彼らがサポートしてくれたおかげで、娘たちも楽しくキャンプができました。

ニューヨークの方だと車でいけるような国立公園があまりないので、行くとなると飛行機で行くことになるので残念ですね。

初めての長距離ドライブ(300マイル)、雄大な自然のヨセミテ国立公園

短期間で色々な場所に行かれていますが、どのようにお友達を作ったり、ネットワークを広げられたのでしょうか?

基本的には、子供の学校の保護者のコミュニティが一番大きいですね。

アメリカ人の方々とのコミュニティが最も多くを占めています。

日本人の方々とは、同じアパートや近隣に住んでいて、同じくらいの年齢の子供がいる日本人家族とのコミュニティがあります。

この2つがメインですね。

特に子供の学校関係では、面白い経験がありました。

私たちが1年間滞在したところは、本来なら卒業の年ではなかったんですが、学校側が私たちを卒業生として扱ってくれたんです。

そのおかげで、みんなで一緒に入学して一緒に卒業したような感覚を味わえました。

その1年間に知り合った子供たちとその親たちの間で、比較的すぐに仲良くなれました。

子供たちの遊び仲間の親同士で交流することも多かったです。

それではアメリカの嫌いなところはありましたか?

やはり手続き的なところですね。

昨日もそのようなことを体験しました。

妻の家族がアメリカに来ていて、飛行機で旅行しようとしたんですが、飛行機が4時間も遅延してしまったんです。

遅延の理由も明確に説明されず、結局旅行の目的が達成できそうにないのでキャンセルすることにしました。

しかし、キャンセルする際も「こちらから電話してください」と言われ、すべて顧客側で対応しなければならない状況でした。

このような対応の仕方は時々あって、少し困ることがあります。

これから日本に帰られる予定ですが、何か目標や夢はありますか?

実は私、元々全然海外志向ではなくて、たまたま縁があってアメリカで勉強する機会を得ました。

初めての長期海外生活だったんですが、思った以上に海外での生活、特に子育ての面白さを感じました。

この経験を通じて、自分のキャリアの中で、自分自身も海外で通用する人材になりたいし、そういった機会を得たいという新しい目標ができました。

日本に帰国した後も、今回の海外生活で終わりにするのではなく、グローバルな視点を持ち続けたいと思っています。

たまたま自分の住んでいる場所は日本ですが、それは「住んでいる場所」というだけで常に世界規模で物事を考えて行動していきたいと思っています。

現在、若い世代で海外に出ようという人が少ない状況ですが、海外に行きたい人に向けて何かアドバイスがあればお願いします。

今の内向きな雰囲気だからこそ、逆にチャンスがあると思います。

私のように元々英語がネイティブレベルでなくても、やる気とちょっとした機会があれば、グローバルな仕事に携わることができます。

日本社会では、他国に比べて英語ができる人が相対的に少ないという状況が、逆にチャンスになる可能性があります。

少し頑張れば、グローバル人材として活躍できる環境があると思います。

勇気を出して努力し、視野を広げ、遠くに足を延ばしてみると、様々な選択肢やチャンスが広がるでしょう。

周りが内向きだからこそ、少し違うことをしてみると、新たな機会が開けるのではないでしょうか。

お子様にも留学してもらいたいですか?

そうですね。

面白いことに、娘と日本に帰る話をすると、「じゃあ、来年はどこに行くの?韓国?オーストラリア?」といった発言が自然に出てくるんです。

それが逆に頼もしく感じます。周りにもそういう考えの子がたくさんいるので、海外に行くことが当たり前になっているのが羨ましいくらいです。

留学するかどうかは別として、自分がどこにも行けなくて日本にずっといなければならないというわけではありません。

どこにでも行けるし、チャンスはあるし、頑張ればどこにでも行けるという考えを常に持ってほしいと思っています。

自宅から車で2時間、ラホーヤの美しいビーチにて(CA州)

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