海外移住の実体験をインタビュー!
エコドライブのご利用者の中から、渡米された理由についてインタビューを行いました。
アメリカに駐在予定の方や、留学を検討されている方、海外移住に興味のある方はぜひ一度確認してみてくださいね!
※ここでいう「移住」とは、数年の留学や研修なども含みます。
今回はJビザのインターンを経験している人からお話しを聞けるんだね!
イギリスにも行ったことがあるとのことで、そういった違いも知れるのはいいね。
そうだね。
Jビザのインターンは若い人にもおすすめのビザで、海外で働いてみたいと思っている人には役立つ情報かも!
プロフィール紹介
名前: Kiyokaさん
職業:アパレル系
在住地:カルバーシティ
サービス内容: フレックスリース
https://www.ecodriveondemand.com/product/flex/
「Kiyoka」さんのご利用者インタビューはこちらから!
日本ではどのようなお仕事をされていたのですか?
日本では教員とアパレルの仕事をしていました。
教員として中学校と高校の体育の先生をしていたのですが、少々特殊な事情で、アパレルの仕事と同時に行っていました。
なぜこうなったのかというと、元々大学卒業後にイギリスに留学する予定だったんです。
しかし、出発の23日前にコロナの影響で延期を求められてしまったんです。
それで留学の時期が不透明になり、就職についても悩んでいました。
自分で留学するのを1年延期することに決めましたが、年度が始まっていたため正規の就職は難しい状況でした。
そんな中、産休の代替として非常勤の教員として働き始める機会がありました。
非常勤だったため掛け持ちが可能だったので、同時に元々興味のあったアパレル業界にも応募しました。
結果的に、教職とアパレルの仕事を両立することになったんです。
なるほど、両者での経験は現在のアメリカでの仕事に役立っていると思いますか?
はい、両方の経験が今の仕事に活きていると感じています。
教職で培ったコミュニケーション能力や指導力は、アパレル業界での接客や店舗運営に役立っています。
また、アパレルへの興味と経験があったからこそ、今回のアメリカでの仕事にチャレンジできたと思います。
イギリスでの経験を教えてください
イギリスには2021年の3月26日に行く予定でした。
コロナが始まって1年ほど経ったところで、延期という感じです。
そのタイミングでは教員の募集は締め切られていたのですが、非常勤では入れました。
8月から非常勤として働き始めて、アパレルの仕事も7月から始めました。
その後、次の年の11月にイギリスに行って、偶然ワーキングホリデーの抽選に当たったので、イギリスでは語学学校に通いながら働きました。
そこから帰国して半年後にアメリカに来ました。
アメリカとイギリスの生活を体験してみて、イギリスでの生活はどうでしたか?
イギリスでは語学学校に通いながら、1年間ホームステイをしていました。
様々な国の人と出会い、現地の人とも接する機会が多かったです。
アメリカ人と比べると、イギリス人の方がもう少し遠慮がちというか、優しい印象でした。
言い方も、アメリカ人がダイレクトに聞いてくるのに対して、イギリス人はやんわりと回りくどい言い方をする傾向がありました。
何となく日本人に似ているのかなと思います。
相手を慮って遠回しに聞くようなところが、日本の文化と少し似ているように思いました。
それと、イギリスでは地下鉄やバスが充実していたので、車は必要ありませんでした。
では逆にロサンゼルスでの生活はいかがですか?イギリスとはかなり違うと思いますが
本当に180度違いますね。
イギリスの落ち着いた雰囲気よりも、アメリカの活発なキラキラした雰囲気の方が自分に合っていると感じています。
ロサンゼルスは中学生の時に一度クルーズで来たことがあります。
イギリスで学んだ英語を忘れないうちに、別の英語圏の国で使いたいと思っていたので、念願だったアメリカに来られて嬉しいです。
イギリスは天候が曇りや雨ばかりでしたが、こちらはほとんど晴れているので、太陽の大切さを改めて感じました。
気持ちも明るくなりますし、モチベーションも上がります。
今の生活で言うと、職場から歩いて10分ほどでベニスビーチに行けるのも気に入っています。
週に1回は休憩時間にベニスビーチでランチをするようにしていて、それがリフレッシュになっています。
これは日本やイギリスでは経験できなかったことなので、ロサンゼルスを選んで本当に良かったと思います。
アメリカに来てから、言葉や文化の違いで苦労されたことはありますか?
アメリカでは何をするにも車がないとかなり不便だということを強く感じています。
イギリスの時は電車で移動するのが当たり前でしたが、アメリカは一つ一つの距離が遠いんです。
だから、車がないと本当に厳しいなと感じています。
人だけならまだしも、荷物があるとさらに大変です。
体育大学を出て教師をされていたのに、なぜアパレルに興味を持たれたんですか?
一見すると繋がっていないように見えるのですが、一応繋がっているんです。
元々高校の母校に体育教員として戻ることが私の大きな目標でした。
でも、その前にもっと経験を積んでから生徒と向き合いたいと思ったんです。
体育の知識は十分あるけど、他の体育の先生と差をつけるには何が必要かを考えた時に、経験が足りないと感じました。
社会人として生徒の進路に関わるようになった時に、自分が挑戦して苦労したことや乗り越えた経験を伝えられるようになりたいと思ったんです。
それで留学を考え始めました。
元々ディズニーチャンネルを見ていて英語に興味があったこと、母親が海外好きで留学を勧めてくれたことも後押しになりました。
今、アメリカで生活していて、日常的なことでも苦労することがあります。
銀行口座を開設したり、運転免許を取得したりするのも大変でした。
日常会話はできても専門用語になると難しくて。
でも、そういう経験が日本では得られない貴重なものだと感じています。
以前経験したことがない分野で、トライしてみたいというのがアパレルだったのですか?
はい、そうです。
アパレルも色々経験することで気付いたことがあります。
私自身、すごく洋服が好きなんですが、接客で売るというよりも、自分でコーディネートを考えるとか、そういう方が好きなんだなということに気づけたんです。
例えば、お店のウィンドウのレイアウトを変えるとか、「この商品が出ているから、隣にはこれを合わせよう」というのを考えるのも好きです。
お客様から「何が自分に合うと思う?」と聞かれた時に、「これがこうマッチングすると思いますよ」と提案するのもすごく好きです。
そういう方向性というか、アパレルはアパレルだけど、接客という面よりも、そういう方の方が自分は向いているんじゃないかというのに最近気づきました。
日本に帰国した後は、教師をしながらアパレル関係も続けていきたいと思いますか?
アパレルについては、もともとJビザを取るときに使っているエージェントさんから、2年間働いた経験がある者でないと選べないと言われていたんです。
それでイギリスの方でもアパレルで働いていたので、それを足して2年でアパレルの選択肢しかなかったんです。
なので今後は、プライベートでは結構オシャレをしたいというか好きなので、趣味として今回学んだこととかも活かしていきたいと思っています。
やっぱりアメリカ人って一人一人個性が出ているというか、すごいんです。
そういうところを、やっぱりこっちに来て「日本だったらこの格好はできないけど、アメリカだったらできる」みたいな格好とかにチャレンジしたいと思っています。
日本にもなじめるぐらいの自分を出しつつ、そういうのがもう一度、自分の中でできたらなと思います。
ちなみにアメリカの好きなところを一言で言うとどこですか?
アメリカの好きなところは、やっぱりいい意味で他人を気にしていないところですね。
日本にいると、団体行動が好きだから一人が外れたことをしていると、例えばレギンスで全身タイツみたいな格好で歩いてるとか、白い目で見られるんです。
そういうところがやっぱり厳しすぎるというか。
他人に全然関係ない人でもちょっとすれ違って「格好やばくない?」とかザラにあるじゃないですか。
そういう中で生きてきたけど、アメリカに来て、ちょっとポッチャリの方でも体のラインが見える服を着てることもあります。
でも周りの人は全然気にしてなくて、逆にすれ違って「今日の格好めっちゃいいね」とか話しかけられたりするんです。
だからそういうオープンマインドというか、いい意味で他人のこと気にしてないけど、いいねって思ったら言っちゃうみたいな。
そういったところがすごくいいなって思って、そこが大好きです。
逆にアメリカの嫌なところはどうでしょうか
嫌いなところは、色々な面でルーズなところです。
特に時間にもルーズだと思います。
それと、言うことがダイレクトだからこそ、もうちょっと「こういう言い方したらいいのに」とか思ったりします。
それが文化の違いだとは思うんですけど、アメリカにもいいところがあって、日本の良いところも知ってるから、そこがな良い具合に合致すればと思います。
これから海外に行きたいと思っている方ににアドバイスがあればお願いします。
友達にも悩んでいる人がいたら言っているのですが、海外に行きたいと思ったときには、すでにその日常に飽きてるというか、嫌気がさしてるというか、何か新しいことにチャレンジしたいって思うから違うことがよく見えたりすると思うんです。
日本人って「これやって失敗しちゃったらどうしよう」って結構先を考えすぎていると思います。
この1年で身内が亡くなったりして、人生って限られてるんだなっていうのをすごく感じました。
だから少しでも留学してみたい、海外に興味がある人には何かチャレンジしてほしいですね。
行ってみて違うと思えば戻ってくればいいんです。
でも一生行かなかったら「やってみれば良かった」という後悔が残ります。
死ぬ時に「ああ、やっぱり行けばよかった」って思って死ぬのか、それとも行ってみて、これを学んだけど私には合わなかったから日本に帰って違うこと探してみようって次につながると思うんです。
やっぱりやらないとそれが合っているのか合ってないのかっていうのもわからないと思うので。
もちろん知らない場所で、違う言語の国に一人で行くというのはすごく不安なことだと思います。
私もそうでしたし、たくさん泣くこともあるかもしれません。
それでもその先に得られるものを考えると、やっぱりチャレンジしてほしいなって思います。
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